微笑ましいファミリーショットが、意外なところで大きな反響を呼んだ。

　９月１日、ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが公式インスタグラムを更新。夏休み中、スペインに帰省していた家族が再来日を果たし、待ち受けた空港で再会を喜ぶ一枚を掲載した。
【画像】愛息がマンＣのレプリカシャツを笑顔で着用！ イニエスタ一家の最新勢揃いショットはこちら！

　その写真の中で、７歳になる長男のパオロ・アンドレア君がとあるプレミアリーグ・クラブのレプリカキットを着込んで満面の笑みを浮かべている。なんとそれが、マンチェスター・シティのシャツだったから大変。マンＣサポーターたちが怒涛の反応を示し、インスタのコメント欄に無数のメッセージが書き込んでいると、英紙『The Sun』が報じている。

　同紙は「スペインが誇るスーパースターの息子はシティ・ファンのようだ。色めきだった本家のファンたちが大騒ぎし、同じような言葉を並べ立てている」と記し、「彼は俺たちの未来！」「今すぐ彼と契約するんだ！」「速攻で連れてくるべし」「俺たちのためにプレーしてくれ」といった嘆願コメントを紹介している。

　自身もサッカーに没頭しており、父が神戸で主宰するサッカースクールで技を磨いているパオロ・アンドレア君。普段からバルセロナや神戸などサッカーのユニホームを着て過ごしており、たびたび父や母のインスタにも登場している。今回の写真もさほど違和感はないのだが、どうやらマンＣのファンにはグッと来たようだ。
 

　先月24日にバルセロナとマンＣは、難病である筋萎縮性側索硬化症（ALS）の研究資金を集めるためのチャリティマッチを開催した（３対３の引き分け）。マンＣを率いるのはかつての恩師であるペップ・グアルディオラであり、バルサはもちろん古巣。イニエスタもインスタで告知にひと役買っていた。その流れもあって、ひょっとしたらキッズ用の最新ユニを贈ってもらったのかもしれない。

　まさか英国でこんなに話題になっていようとは――。イニエスタ本人は夢にも思っていないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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