熱血監督の感情を前面に出したインタビューが、注目を集めている。

　J２の水戸ホーリーホックは８月23日、新型コロナの影響で延期されていた28節・大分トリニータ戦で２－０の快勝を収める。20日の32節・レノファ山口FC戦（０－１）から中２日で行なわれた一戦で、３試合ぶりの勝利を手にした秋葉忠宏監督が試合後、涙ながらに選手を称えた。

　Jリーグは同日、公式ツイッターで「中２日で臨んだ試合に勝利した水戸ホーリーホック。 秋葉忠宏監督の、熱い熱いインタビューをどうぞ」と綴り、動画を公開。指揮官は冒頭で「This is 水戸ホーリーホック!!」と感極まると、力強く語った。

「これが本来持っている選手たちの力ですし、このホームでやってのける。素晴らしい。中２日で、ここまでもう一度、持ってくる。本当に素晴らしい選手でしたし、それを後押ししてくれたサポーターファミリーが選手を走らせてくれましたから。

　これを残り、続けて、必ずまだ見たことのない景色に行くんだっていう、そういう、もう一度、意思、意欲みたいなもの、執念、執着みたいなものを、もう一度全員で見せて、残りのゲーム、戦っていきたいと思います」
 

　この投稿に「やっぱり好きだなあ…」「この熱量よね、大事なものは」「本当に良い監督だなあ」「和製シメオネ」「素晴らしい監督。人として尊敬します」「漢、漢、漢！！！」といった声が上がった。

　また、同アカウントでは山口戦の試合後のインタビュー動画も公開。こちらでは、秋葉監督が「何もない。今季最低のゲームです！」「言い訳はいくらでもありますけど、そんなことが許されるチームじゃない」「戦わない、走らない、勝利しようとしない、そんなのは水戸ホーリーホックじゃないし、俺のサッカーではないので、二度としないように」とぶちまけている。

　一転、怒りをあらわにする指揮官の姿に「悪い時はダメってはっきり言えて勝ったら泣いて褒め称える。こんな監督最高すぎるでしょ」「うちの監督は、すんごいんだから。秋葉監督、情熱的なのよ」「秋葉監督好感度爆上げでしょ」などの反応があった。

  水戸は31試合を消化し、暫定11位。J１昇格プレーオフ出場圏内との勝点差は６となっている。残り11試合、熱血指揮官のもとでチームはどんな戦いを見せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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