六本木ヒルズアリーナで８月13日、「FIFAワールドカップ カタール2022 開幕100日前イベント」が開催された。
 
　本大会全64試合を無料生中継するABEMA、日本代表のグループステージ第２戦のコスタリカ戦など全10試合を放送するテレビ朝日、同じく第３戦のスペイン戦ほか全10試合を放送するフジテレビの合同イベントには、貴島明日香（ABEMAアナウンサー）、安藤萌々（テレビ朝日アナウンサー）、佐久間みなみ（フジテレビアナウンサー）、そして元日本代表の内田篤人、大久保嘉人、本田圭佑（ビデオ出演）が参加した。
 
　この日の首都圏は台風接近で生憎の雨模様。イベント開始から10分ほどで雨足はさらに強まり、内田は「みなさん、こんな雨の中でよく来てくださいました。僕も今日は来ようか迷ったほどでしたから（笑）」と観覧者たちを笑わせた。
 
 

　ワールドカップにおけるサムライブルーの注目選手に関する話題になると、元日本代表の３人はそれぞれが独自の見解を示した。
 
「吉田麻也選手かなと思います。アジア最終予選でもキャプテンとしてチームを引っ張ってくれましたし、ここまで怪我なくきてますので、本番でもチームを引っ張ってくれると思います」（内田）
 
「まだメンバーが決まってないので難しいですね。ただ、三笘選手はなかなか日本にいないリズムを作りながらドリブルできるので、楽しみだなと思ってます」（大久保）
 
「ありきたりなんですが、まず１人でサッカーをやるわけではないので、全員が注目されるべき存在なんですよ。ただ、何人かの選手は、ヨーロッパの各国リーグで試合に出て活躍もするでしょうから、計算できる選手が多いんですよ。でも、計算できないかつ化ける可能性のある選手が何人かいて、その選手たちが活躍すれば、もしかしたらワールドカップの予選突破があるんじゃないかと思っていて。名前を挙げると、三笘さん、堂安さん、あとはタケ（久保建英）。このへんですかね」
（本田）
 
　ビデオ出演の本田に対して大久保は、「三笘選手、堂安選手はなぜか『さん付け』でビックリしたんですけど、最後はなぜかタケ」と突っ込んだ。
 
　イベントは途中で雨はもちろん雷が鳴るほど大荒れとなったが何とか無事に終了。内田や大久保は「みなさん今日はこんな天気の中でありがとうございました。気をつけて帰ってくださいね」と観覧者たちを気遣った。
 
取材・文●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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