前十字靭帯断裂の大怪我を負い、手術を行なった横浜F・マリノスの日本代表FW宮市亮が８月６日、自身のブログを更新。無事に退院したことを報告した。

　宮市は７月に開催されたE-１選手権で約10年ぶりに日本代表へ復帰。しかし、途中出場した27日の韓国戦で、相手選手との接触により右膝を痛め負傷交代。診断の結果、右膝前十字靱帯断裂で全治８か月。８月２日に手術を実施したとクラブから発表されていた。

　その後、自身のSNSで手術前後の様子を自ら動画で公開するなど、現状を積極的に発信している29歳のアタッカーは、新たに自身のブログで退院したことを報告。「術後４日目」と切り出し、次のように綴っている。

「術後、かなり状態が良く順調です。リハビリの過程もだいぶ良好です！ 同じ境遇の方から、僕の経過の良さを見て、自分は失敗だったのでは、焦っている、とのコメントを数件いただきました。

　リハビリ、術後の治りは本当に人それぞれですし、早いから良いということでも無いと思います。僕自身３回目ですが、今回が１番良いです。２回目の時は、術後の経過がめちゃくちゃ悪くて、１回目の時と比べてしまって焦ったこともありましたのでお気持ちはすごくわかりますが、くれぐれも僕の経過と比べて焦る事が無いようにして頂きたいです！あくまで宮市亮の怪我日記として楽しんで頂きたいです！ 引き続きお互い頑張りましょう」
 

　術後の膝の痛みについては、「寝起きの痛みが３日目まで10段階中５だとしたら３くらいに下がってそれが朝起きた時の喜びでした！」と記し、着実に回復へ向かっていることをアピールした。

　また、「それと退院しましたので、マリノスに帰還致しました！ 久しぶりにチームメイトの顔が見れて嬉しかったです！」と喜びを伝え、続けて「明日試合頼んだ」と７日のJ１第24節・川崎フロンターレ戦に向け、チームメイトにエール。投稿には、クラブハウスでリハビリを行なう動画が添えられている。

　これにはファンからも、「退院おめでとうございます！」「順調なようで良かった」「チームに合流して、お互い心強いですね」「もう前に進み始めてる、宮市選手のメンタル半端ないっす」「焦らずゆっくり直してね」など温かい声が上がっている。

　今回の大怪我により今シーズンの復帰は絶望となったが、宮市はすでに力強く前を向いて歩き出している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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