【J1】松本とG大阪は壮絶ドロー! 後半ロスタイムに宇佐美と倉田で決めた!!

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2015年09月20日

松本はオビナが決めた先制点を守り切れず……。

開始7分、オビナの渾身のゴールで松本が先制! スタジアムが揺れた!! 写真:Jリーグフォト

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 松本が9月20日の第2ステージ11節、G大阪と1-1と引き分けた。開始7分にオビナが決めた1点を、ホームに詰めかけた超満員の観客と一体となって守り切ろうとした、残り1分……倉田に同点弾を叩き込まれた。

【J1 PHOTOハイライト】2ndステージ・11節

 前節の湘南戦で1-1と引き分けた後、反町監督は「当初の頃からメンバーが大幅に代わり、少しずつJ1仕様というか、抵抗力のあるチームになってきたと思う。次、ホームでACL上がりのG大阪相手に頑張りたい」と頷いて語り、なにやらG大阪戦での勝つヒントを掴んだ様子だった。

 一方のG大阪は16日にホームで全北現代とACLの準々決勝第2戦を行ない、3-2の劇的勝利を収めた。そこから中3日で、この松本戦に臨んだ。全北現代戦は出場停止だった宇佐美が、満を持して先発に復帰した。

 試合は、序盤から両チームともに全員で高い位置からプレスを掛け合う展開に。主導権を探り合うなか迎えた開始7分、先制点を決めたのは松本だった。

 右サイドにボールが収まると、田中が一瞬の隙を突いてアーリークロスを放つ。そのボールをゴール前にいたオビナがトラップし、藤春のマークを振り切って豪快にシュートを叩き込む。待望の先制点がホームチームに入ったのだ。

 その後はG大阪が次第にボール支配率を高め、松本がしっかりゴール前のスペースを消して守る構図に。後半、アウェーチームは全北現代戦での疲労を考慮し、ベンチスタートだったパトリックが途中出場するなど、より攻撃の手を強める。

 このまま松本が逃げ切るかと思われた後半ロスタイム、ドラマが待っていた。攻撃の手を強めるG大阪は、宇佐美からのクロスを倉田が決めて、まさに執念で1-1の同点に追い付いた。
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