セルティックは７月23日、ノーリッジとの親善試合で２-０と勝利を収めた。これでプレシーズンマッチの日程は終了となり、チームは31日のスコティッシュ・プレミアシップ開幕戦でアバディーンと対戦する。

　プレシーズンマッチを６試合こなしたセルティックは、４勝２分けと無敗で新シーズン最初の公式戦に臨むこととなった。専門サイト『67 HAIL HAIL』は24日、「プレシーズンの勝者たち」と題した記事で、これまでに活躍してきた選手たちをピックアップ。旗手怜央と前田大然を取り上げた。

　旗手はケガで２試合を欠場したものの、大勝したシーズン初戦をはじめ、レギア・ワルシャワ戦では見事なボレーでネットを揺らした。ノーリッジ戦ではマン・オブ・ザ・マッチに選ばれている。

『67 HAIL HAIL』は「２試合を欠場したが、間違いなくプレシーズンのスターだ」と称賛した。

「中盤でカラム・マグレガーと並ぶポジションをほぼ確実にしている。１月に加入して以降、シーズン終盤に向けて疲労が明らかではあったが、この24歳のクオリティは明白だった。来週から始まる本番で、レオはスターのひとりになると期待される」

　一方、前田はこれまでのような献身性を高く評価されるとともに、レギア・ワルシャワ戦、ノーリッジ戦と最後の２試合連続でゴールを記録。ノーリッジ戦のバックヒールでの一発は、地元メディアから「とてもオシャレなゴール」と称えられている。

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『67 HAIL HAIL』は「そのクオリティを強く思い出させてくれた」と賛辞を寄せた。

「その果てしないスタミナと、本当にエリートクラスのプレス能力は確かであり、さらに求められた際にフィニッシュも良かった。ノーリッジ戦ではスペクタクルなフリックを決めている。序盤で左サイドのファーストチョイスになることはほぼ確かだろう」

　アンジェ・ポステコグルー監督が就任し、シーズン前半戦で古橋亨梧が躍動、後半戦で旗手や前田も活躍し、１年で王座に返り咲いたセルティック。チャンピオンズ・リーグにも出場する新シーズンも、２年目を迎えた日本人選手たちの活躍に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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