プレシーズンツアーで来日中のパリ・サンジェルマンは7月23日、埼玉スタジアム2002で浦和レッズと対戦。16分にパブロ・サラビア、35分にキリアン・エムバペ、75分にアルノー・カリムエンドがゴールを奪い、3-0と快勝を収めた。
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この試合でジャパンツアー初出場となったのが、足の怪我で川崎戦を回避していたイタリア代表のMFマルコ・ヴェッラッティだ。浦和のプレスを自陣からショートパスとドリブルで剥がして行き、攻撃のリズムを作った。
試合後、『PSG TV』のインタビューでクラブ最古参となるプレーメーカーは、自身の状況やチームの雰囲気を語っている。
「みんなで一緒にいると1日がとても早く終わる」
「自分にとって(ジャパンツアーで)初めての試合だった。この時期は体調を戻すことが重要だからフィジカルトレーニングを続けているよ。ただ試合のリズムを取り戻せたのは嬉しいこと。結局のところ、いくらトレーニングを積んでも試合をすることでしか得られないものはあるからね」
「みんなで一緒にいることがとても大事なんだ。1日がとても早く終わるし、食事のときも移動中の車内もみんなハッピーで、それがピッチ上にも表われていると思う」
過密日程となっているジャパンツアーだが、チームの雰囲気はかなり良いようだ。
最後にヴェッラッティは、「監督も代わったし、彼が何を望んでいるのか、選手はみんなその要望に応えたいと思っている」と新シーズンへの意気込みを語った。
パリSGは、7月25日にジャパンツアーのラストでガンバ大阪と対戦する。プレシーズンマッチを3連勝で締めくくり、現地時間7月31日に行なわれるフランス・スーパーカップのナント戦に臨めるか。注目が集まる。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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