現地時間７月16日、英２部ハダースフィールドは日本代表DF中山雄太の加入を発表した。契約は2024年６月末までの２年間で、背番号は「33」に決まった。

　同クラブはイングランドでは古豪として知られ、現在は英２部（チャンピオンシップ）で戦っている。2017-18シーズンに45年ぶりにプレミアに昇格し、１シーズンは残留に成功したが、18-19シーズンに降格。再昇格を目ざして戦い続けており、21-22シーズンはリーグ３位で終えてプレーオフに回ったものの、ノッティンガム・フォレストに敗れて昇格はならなかった。

　日本人選手の加入にあたり、クラブ公式のYoutubeチャンネルではさっそくインタビュー動画が公開された。中山はすべて英語で受け答えて、「参加することができて、本当に興奮している」と意気込んでいる。
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　インタビュアーに「今回の加入はあなたのキャリアにとってどのような意味を持つのか？」と尋ねられると、「僕にとって本当に大きなチャレンジ」と述べている。

「オランダでプレーしてから、自分をより高いレベルに持っていくために挑戦したかった。このチームは僕にとってピッタリだと思った。（チャンピオンシップは）強いフィジカルが求められるリーグだ。自分自身がもっと強くならないといけないし、すべてのことが成長に繋がると思う」

　また、監督から守備面でのユーティリティ性を評価されている点については「僕の強みは後ろからのビルドアップだと思っている。どのポジションでも、すべての試合で強みを発揮していきたい」と答えた。

「チームで早くプレーしたいし、ファンの前でプレーするのも待ち切れない。本当に興奮しているよ」

　現地サポーターからも歓迎のコメントが続々と寄せられている。「プレー動画を見たけど、めっちゃ良い感じ」「なんてキュートな男なんだ」「謙虚な性格だな。もう好きになった」「我がクラブの日本人テリアーズ（愛称）！」といった声のほか、「ハダースフィールド・タウンにようこそ」「とてもきれいで自然な所です。ここに良い経験があるように」といった日本語のコメントも見られた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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