南野拓実の加入が決まったリーグ・アンのモナコを率いるフィリップ・クレメント監督が、日本代表アタッカーの合流を心待ちにしているようだ。

　英メディア『HITC』によれば、仏メディア『Get French Football News』を通じて取材に応じたクレメント監督は、加入が正式に発表された南野について、「本当に期待している」と述べた。
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「（彼をどう使うか）たくさんのアイデアがある。それが彼の長所だ。様々な役割、様々なポジションで、非常に効果的な選手になることが可能だ。攻撃面でああいうプレーヤーがいると、本当に助かるんだ。いろいろなものを作り出すことができるし、問題なくシステムを変更できるから、とても面白いと思う」

　そして、その“適応力”の高さを非常に評価しているとし、「モナコの攻撃面を可能な限り流動的にする可能性を秘めている」と熱弁した。

　南野のユーティリティ性については『Get French Football News』も高く評価しており、「27歳でレッズのトップレベルでプレーし、素晴らしい選手であることは証明済。モナコというエキサイティングなチームの一員となった来シーズンでは、タイトルから遠ざかっているクラブを導き、素晴らしい結果を残す可能性がある」と綴っている。

　期待が高まるなかで迎えられる南野は、７月上旬には現地入りし、メディカルチェックを終えた後に新天地でのユニホーム姿もお披露目される予定だという。27歳のアタッカーは、フランスという新たな舞台で、期待に応えるプレーを見せることができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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