現地時間５月28日、パリ近郊サンドニのスタッド・ド・フランスでチャンピオンズ・リーグ（CL）の決勝が開催され、レアル・マドリーがリバプールに１―０と勝利。４シーズンぶり14度目の戴冠を果たした。

　当日はリバプールファンの入場が遅れた関係でキックオフが30分以上後ろ倒しになるなど混乱もあったが、スタジアムの半分を白に染めたマドリディスタは選手たちとともに喜びの咆哮を上げた。

　そんななか、あるマドリーファンが掲げたパリ・サンジェルマンのユニホームが話題を集めている。それは、先日、今夏のマドリー加入が濃厚視されていたが、パリSGとの契約を延長したために”裏切られる”かたちとなったフランス代表FWキリアン・エムバペにまつわるものだ。

　ネーム部分には「MBAPPE」、そして背番号部分には「０」が記されており、その下部には「CHAMPIONS LEAGUE」と綴られている。パリSGが未だCLのタイトルを獲得しておらず、エムバペも戴冠したことがないということを痛烈に皮肉ったのだ。
【画像】マドリーを袖にしたエムバペへの痛烈な皮肉！ マドリディスタが掲げた話題のユニホームをチェック

　このファンが掲げたユニホームの画像が米スポーツチャンネル『espn fc』のツイッターアカウントで拡散されると、「エムバペよ、見たか？」「こんなに笑ったのは初めて」「ジョークにお金かけすぎだろ」「これをタリスマンかわりに持ち込むセンス(笑)」「これをわざわざ作って持ち込むとか、頭がおかしい」「このユニホームはレンタルフリー？」といったコメントが集まった。

　いずれにせよ、マドリーがCL戴冠を果たしたことでマドリディスタは、エムバペ問題でも留飲を下げたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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