リバプールのキャプテン、ジョーダン・ヘンダーソンが軽快なジョークを炸裂させた。現地メディア『SPORT BIBLE』が伝えている。

　現地時間５月17日に開催されたプレミアリーグ第37節で、すでに同節を終えた首位のマンチェスター・シティを勝点４差で追う２位のリバプールは、15位のサウサンプトンと敵地で対戦。今シーズンのリーグ戦初先発を果たした南野拓実と、ジョエル・マティプのゴールで２－１の逆転勝利を収め、最終節を前にシティまで勝点１差に迫った。
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　試合後、激しい首位攻防を繰り広げている宿敵について、「決してポイントを落とさない。彼らはファンタスティックなチームだ」と語ったヘンダーソンは、「自身やチームメイトは、ペップ・グアルディオラのチームの試合を見ているか」と問われると、茶目っ気たっぷりにこう答えている。

「僕は普段は見ていないが、何人かは時々見ている。彼らのプレーは見ていて決して気持ちのいいものではない。僕はキッズチャンネルか何かをつけているよ。そっちのほうが見るにはいいかもしれないね」
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　リバプールがこのような状況でシーズンのクライマックスを迎えるのは、初めてではない。2018-19シーズンにも今回と同じシチュエーションで最終節に突入し、最終的にはリバプールがホームでウォルバーハンプトンと戦う真裏で、ブライトンを逆転で下したシティが、６度目のリーグ制覇を決めた。
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　在籍11年を数えるヘンダーソンは当時を振り返るとともに、今シーズンの最終節でシティと対戦するアストン・ビラと、そのビラを率いるリバプールの英雄スティーブン・ジェラードに“アシスト”を求めている。

「以前、シティとブライトンの一戦で点が入ったときに、観客が声を上げ、何が起こっているのかが、なんとなく分かるということがあったんだ。試合に集中するのは難しい。この経験から学び、自分たちのやるべきことに集中し、願わくば、スティービーとアストン・ビラが我々に好意を持ってくれることを願っている」

　22日の最終節でシティはアストン・ビラ、リバプールは再びウルブスを、いずれもホームに迎える。全会場同時キックオフのなか、一喜一憂するサポーターの反応にも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部