【ナポリ】デグズマンはサンダーランド行きか
 
　マウリツィオ・サッリ新監督の構想から外れて放出リストに名前が挙がっているオランダ代表MFジョナサン・デグズマン。マルセイユからのオファーに続いて、８月20日にはサンダーランドからもナポリに正式なオファーが届いた。
 
　条件は、移籍金400万～500万ユーロ（約５億6000万～７億円）の買い取り義務付きレンタル。本人はマルセイユへの移籍には懐疑的だったが、このオファーにはすぐに前向きの姿勢を示しており、交渉は21日にも成立する可能性が出てきている。
 
【ピサ】ガットゥーゾが新監督に就任
 
　イタリア３部リーグのレーガ・プロで戦うACピサ1909は20日、ジェンナーロ・ガットゥーゾ新監督の就任を発表した。就任記者会見は21日12時に行なわれる。
 
　ミラン、イタリア代表で活躍したガットゥーゾは、現役最後となった2012-13シーズン途中に、スイスのシオンでプレーイングマネジャーとして監督キャリアをスタート、13-14シーズンにはセリエBのパレルモ、昨シーズンはギリシャのOFIクレタで指揮を執ったが、いずれもシーズン途中でその職を退いている。
 
【インテル】ダンブロージオにマルセイユ、サントンにはサンプ、クリスタル・パレスが興味
 
　左SBの補強と同時に余剰戦力の整理を進めているインテル。メインターゲットのポルトガル代表ファビオ・コエントラン（レアル・マドリー）は、20日にもクラブに対してインテル行きの希望を表明するなど、移籍に前向きな姿勢を見せている。
 
　他にはユベントス入りが消えたギリェルメ・シケイラ（アトレティコ・マドリー）、元イタリアU-21代表ヤコポ・サーラ（ヴェローナ）が候補に挙がっている。
 
　余剰戦力に関しては、ダニーロ・ダンブロージオにマルセイユからオファーが飛び込み、クラブ間の交渉が一気に進展中だが、選手サイドはまだ移籍を受け入れる意思表示をしていない。
 
　ダビデ・サントンには、サンプドリアに加えてクリスタル・パレスが興味を示しており、ニューカッスルから復帰してからわずか半年あまりでイングランドに戻る可能性も出てきた。
 
文：ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳：片野道郎