「名誉も良心も全て売った」
“裏切り者”に非難の声があがっている。
ロシアのゼニト・サンクトペテルブルクは4月30日に開催されたロシア・リーグの第27節で、ロコモティフ・モスクワと対戦。3-1で勝利し、リーグ4連覇を達成した。
そのゼニトでコーチを務める元ウクライナ代表MFのアナトリー・ティモシュク氏が優勝を喜ぶ姿が、母国で批判を浴びている。
ウクライナ代表の元キャプテンで、同国の最多キャップ(144試合)を誇るティモシュク氏は3月12日、ウクライナ・サッカー協会(UAF)から、「コーチングライセンスの剥奪」「タイトルの剥奪」「代表の記録からの抹消」「ウクライナでのサッカー活動の生涯禁止」などの極めて厳しい処分を受けた。
ゼニトでコーチを務めているにもかかわらず、ロシアのウクライナへの軍事侵攻が始まった後も沈黙を貫き、「侵略者のクラブとの協力を止めず、侵略者のために働き続けている」ためだ。
ウクライナではすっかり“裏切り者”として扱われ、これまでもウクライナ代表時代の同僚や現代表選手、さらに元妻までが批判の声をあげている。
【画像】元夫のティモシュク氏を糾弾したナブロトスカさん
ロシアのゼニト・サンクトペテルブルクは4月30日に開催されたロシア・リーグの第27節で、ロコモティフ・モスクワと対戦。3-1で勝利し、リーグ4連覇を達成した。
そのゼニトでコーチを務める元ウクライナ代表MFのアナトリー・ティモシュク氏が優勝を喜ぶ姿が、母国で批判を浴びている。
ウクライナ代表の元キャプテンで、同国の最多キャップ(144試合)を誇るティモシュク氏は3月12日、ウクライナ・サッカー協会(UAF)から、「コーチングライセンスの剥奪」「タイトルの剥奪」「代表の記録からの抹消」「ウクライナでのサッカー活動の生涯禁止」などの極めて厳しい処分を受けた。
ゼニトでコーチを務めているにもかかわらず、ロシアのウクライナへの軍事侵攻が始まった後も沈黙を貫き、「侵略者のクラブとの協力を止めず、侵略者のために働き続けている」ためだ。
ウクライナではすっかり“裏切り者”として扱われ、これまでもウクライナ代表時代の同僚や現代表選手、さらに元妻までが批判の声をあげている。
【画像】元夫のティモシュク氏を糾弾したナブロトスカさん
そんななか、ゼニトの戴冠を喜ぶ姿がウクライナでも出回り、ウクライナ・メディア『Zorya Londonsk』は、ツイッターにその写真を投稿し、次のように糾弾した。
「彼の同胞が、彼の給料を支払う国によって爆撃され、国外追放され、レイプされ、殺されている間に、タイトルを祝っている」
また、ウクライナ・メディア『CHAMPION』によれば、サッカーチャンネルのディレクターであるオレクサンドル・デニソフ氏も「幸せか? お前は何なんだ?」とインスタグラムに投稿した。
さらに、ウクライナ国民からは、「お前は何者だ」「恥だ」「裏切り者め、絶対に許さない!」「名誉も良心も全て売った」「クソったれめ」「青と黄色のリボンを頭につけて走り続けていた選手が、今ではロシアでウクライナを破壊する人々のケツをなめている」といった批判の声が続々とあがっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】ウクライナ国民が激怒したロシア王者の戴冠を祝うティモシュク
【動画】ウクライナ軍の兵士が元代表主将ティモシュクのユニホームを玄関マット代わりにする驚きの映像
「彼の同胞が、彼の給料を支払う国によって爆撃され、国外追放され、レイプされ、殺されている間に、タイトルを祝っている」
また、ウクライナ・メディア『CHAMPION』によれば、サッカーチャンネルのディレクターであるオレクサンドル・デニソフ氏も「幸せか? お前は何なんだ?」とインスタグラムに投稿した。
さらに、ウクライナ国民からは、「お前は何者だ」「恥だ」「裏切り者め、絶対に許さない!」「名誉も良心も全て売った」「クソったれめ」「青と黄色のリボンを頭につけて走り続けていた選手が、今ではロシアでウクライナを破壊する人々のケツをなめている」といった批判の声が続々とあがっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】ウクライナ国民が激怒したロシア王者の戴冠を祝うティモシュク
【動画】ウクライナ軍の兵士が元代表主将ティモシュクのユニホームを玄関マット代わりにする驚きの映像