５月２日（月）発売のワールドサッカーダイジェスト最新号の特集は、欧州主要リーグのベストプレーヤーを識者の徹底討論で決定する恒例企画です。

　選考の流れは、これまでと同じ。ポジションごとに候補者をノミネートし、それぞれの最優秀選手を選び、最終的に「ポジション別最優秀選手」のなかから一人、シーズンのベストプレーヤーを選出します。

　加えて、こちらも例年同様、最優秀ヤングプレーヤー、最優秀ベテラン、最優秀監督、カムバック賞などの各賞も選出。さらに「あえて入れます、愛のムチ」と題して、期待を裏切った選手や監督を取り上げるコーナーも引き続き設けています。

　プレミアリーグは1980～90年代に活躍した元イングランド代表MFのカールトン・パーマー氏が選考委員として初参加。ラ・リーガはエスパニョールの分析官として活躍するダビド・ジョベト氏を新たに迎え、白熱の議論が繰り広げられました。

　セリエＡは分析力に定評のある現役監督のロベルト・ロッシ氏、カリアリの指揮官ワルテル・マッザーリのスタッフを務めるアントニオ・フィンコというお馴染みの２人が、今回も説得力に満ちたトークでベストプレーヤーを選んでいます。ブンデスリーガは昨年に続き、元ケルン育成ディレクターのクラウス・パプスト氏、テレビリポーター歴34年のユルゲン・ベルグナー氏、ドイツ在住の現役コーチ、中野吉之伴氏を迎えて選考会が開催されました。

　はたして、ベストプレーヤーの称号を得たのは誰か⁉
 

　もちろん、連載も充実しています。サイモン・クーパー氏の人気コラムは、フットボール界のいわば「勢力」がテーマ。ワールドカップを４大会連続で制している西欧の強みは、はたして？　解説者としても活躍している元Ｊリーガーの林陵平氏が、台頭中の気になる逸材を誌面上でメガクラブに推薦する連載では、ウディネーゼで株価を急騰させているアルゼンチン代表の右WB／SB、ナウエル・モリーナと、今シーズンに入って一気に頭角をあらわしたポルトガル代表GKのディオゴ・コスタを取り上げています。

　そして、かつて一世を風靡した大器のその後を追う「表舞台から消えた逸材」に登場するのは、2001年のＵ-17世界選手権で個人賞を独占した元フランス代表FWのフロラン・シナマ・ポンゴル。なにが彼の大成を阻んだのか、コメンテーターとして好評を博す今日までの歩みを辿ります。

　付録のジャンボポスターは、マンチェスター・シティで活躍中のフィル・フォデンと、ユベントスの中盤を取り仕切るマヌエル・ロカテッリです。

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