現地時間４月21日、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは、来シーズンからの監督に現アヤックス指揮官のエリク・テン・ハーグが就任することを正式に発表した。

　契約期間は、就労ビザの取得を条件に、2025年６月までの３年間。HPで発表されたリリースには、ユナイテッドのフットボールディレクター、ジョン・マートゥ氏の「エリクはアヤックスでの４年間で、ヨーロッパで最もエキサイティングな成功を収めた監督のひとりであると証明している。彼のチームは、魅力で攻撃的なサッカーと、若手育成の取り組みで有名になった」というコメントを掲載。その手腕を高く評価しているようだ。
 

「今回の就任に至るまでの彼との話し合いで、我々はマンチェスター・ユナイテッドを望まれるレベルまで引き上げるという彼の長期的なビジョンと、それを達成するための意欲と決意に深い感銘を受けた。我々は、エリクがアヤックスでのシーズン終了まで成功を収めるために集中できるよう、幸運を祈るとともに、今夏に彼を迎え入れることを楽しみにしている」

　また、テン・ハーグ本人もコメントを発表。「このマンチェスター・ユナイテッドの監督に任命されたのは、大変名誉なことだと感じている」と述べている。

「これからの挑戦に大きな興奮を覚えるとともに、この偉大なクラブの歴史とファンの情熱を知り、彼らにふさわしい成功をもたらすことができるチームを育てたいと強く思っている。そして、ユナイテッドに移る前に、今シーズンを成功させることに全力を尽くすことをファンに約束する」

　ユナイテッドは現在、今シーズン限りの契約でラルフ・ラングニック監督が率いているが、ようやく正式に指揮官が決定した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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