「モウリーニョが私をどう思うかはクソにも気にかけない」
ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が、右腕の非礼を対戦相手に詫びた。だが、サレルニターナの幹部は怒りを露にしている。
4月10日のセリエA第32節、ローマ対サレルニターナの一戦は、2-1でホームのローマが制した。前半に先制を許したものの、80分を過ぎてから2ゴールを奪ったローマが逆転勝利している。
イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、試合終了時に両軍のベンチがいさかいを起こした。その原因は、ローマ助監督がサレルニターナに無礼を働いたからのようだ。
試合後、モウリーニョ監督がフラッシュインタビューで「彼らが正しい。謝罪する。行き過ぎた言葉が飛んだ」と謝罪した。さらに、指揮官は会見で「一部のクラブや警察、国とは違い、私は真実を決して隠さない」と述べている。
「私のベンチの人間が『これでお前らはセリエBだ』と言ったんだ。彼らのベンチはこれに怒って反発した。私が謝罪する」
最下位サレルニターナは残留ラインの17位カリアリに9ポイント差。2試合未消化ではあるが、降格の危機に瀕している。しかし、対戦後にそれを揶揄するのはスポーツマンシップに反するだろう。
【動画】試合後に騒動となっているローマ対サレルニターナ
4月10日のセリエA第32節、ローマ対サレルニターナの一戦は、2-1でホームのローマが制した。前半に先制を許したものの、80分を過ぎてから2ゴールを奪ったローマが逆転勝利している。
イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、試合終了時に両軍のベンチがいさかいを起こした。その原因は、ローマ助監督がサレルニターナに無礼を働いたからのようだ。
試合後、モウリーニョ監督がフラッシュインタビューで「彼らが正しい。謝罪する。行き過ぎた言葉が飛んだ」と謝罪した。さらに、指揮官は会見で「一部のクラブや警察、国とは違い、私は真実を決して隠さない」と述べている。
「私のベンチの人間が『これでお前らはセリエBだ』と言ったんだ。彼らのベンチはこれに怒って反発した。私が謝罪する」
最下位サレルニターナは残留ラインの17位カリアリに9ポイント差。2試合未消化ではあるが、降格の危機に瀕している。しかし、対戦後にそれを揶揄するのはスポーツマンシップに反するだろう。
【動画】試合後に騒動となっているローマ対サレルニターナ
だが、元ローマ幹部でもあるサレルニターナ幹部のワルテル・サバティーニは、怒りの理由はアシスタントコーチの言葉だけではないとうかがわせた。ローマに5枚、サレルニターナに8枚のイエローカードが出た荒れた試合におけるローマ陣営の審判へのプレッシャーを非難している。
サバティーニは「モウリーニョが私をどう思うかはクソにも気にかけない。ピッチで起きたことは恥ずべきだ」と、強烈な言葉で古巣を批判した。
「私は何者でもない。モウリーニョのようなお偉い人物ではない。だが、起きたことにキレている。ローマには敬意を払うが、スポーツ的な観点から下劣なものを見た。すべてのスローインでベンチ全員が立ち上がり、主審に重圧をかけたんだ。主審はクリーンなタックルをローマのFKとし、それでゴールが決まった。(ミラン・)ジュリッチに対するPKは見てもらえなかった。負けなければいけないと分かっていても、違うかたちで負けたい」
「モウリーニョは私のことを『こいつ誰?』と言うだろうさ。私はクソほどに勝っていないからな。だが、私はたくさんのことをしてきた。ヘミングウェイやペソアを読んできた。人生のことを大切にしてきた。こんな生活はできない。ごう慢と不均衡ばかりだ。我々はプレーをしたい。残留したいだけだ。こんな振る舞いは我々にふさわしくない」
遺恨となった一戦だが、ローマは欧州カップ戦、サレルニターナは残留と、それぞれ大事なものを争っている終盤戦だけに、両クラブとも前を向く必要があるはずだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち
【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!
サバティーニは「モウリーニョが私をどう思うかはクソにも気にかけない。ピッチで起きたことは恥ずべきだ」と、強烈な言葉で古巣を批判した。
「私は何者でもない。モウリーニョのようなお偉い人物ではない。だが、起きたことにキレている。ローマには敬意を払うが、スポーツ的な観点から下劣なものを見た。すべてのスローインでベンチ全員が立ち上がり、主審に重圧をかけたんだ。主審はクリーンなタックルをローマのFKとし、それでゴールが決まった。(ミラン・)ジュリッチに対するPKは見てもらえなかった。負けなければいけないと分かっていても、違うかたちで負けたい」
「モウリーニョは私のことを『こいつ誰?』と言うだろうさ。私はクソほどに勝っていないからな。だが、私はたくさんのことをしてきた。ヘミングウェイやペソアを読んできた。人生のことを大切にしてきた。こんな生活はできない。ごう慢と不均衡ばかりだ。我々はプレーをしたい。残留したいだけだ。こんな振る舞いは我々にふさわしくない」
遺恨となった一戦だが、ローマは欧州カップ戦、サレルニターナは残留と、それぞれ大事なものを争っている終盤戦だけに、両クラブとも前を向く必要があるはずだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち
【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!