Jリーグは４月10日に、J１第８節の８試合を各地で開催した。

　５連勝中で前節首位の鹿島と４位・横浜の上位対決は、３－０で後者に軍配。横浜はスコアレスで迎えた82分、アンデルソン・ロペスのゴールで先制すると、勢いそのままに89分には西村拓真が追加点を挙げる。さらに終了間際の90＋４分には相手のオウンゴールで３点目を奪い快勝。貴重な勝点３を積み上げ、２位に浮上している。

　今シーズンいまだ勝利のない神戸は、ホームにC大阪を迎えた。27分、加藤陸次樹にヘディングで先制点を決められ、その後、再三チャンスを得たが決め切れず、０－１の敗戦。開幕から10試合未勝利と苦しい状況が続いている。

　札幌は８試合目にして嬉しい今季初白星。名古屋のホームに乗り込み、49分の宮澤裕樹、63分の中島大嘉のゴールで、２－０の快勝を飾っている。

　そのほか広島は福岡に１－０の勝利。試合終了間際の90＋４分に柴﨑晃誠が劇的な決勝ゴールを決め、３年ぶりとなる３連勝を飾った。また京都は、ピーター・ウタカの２ゴールなどで鳥栖に３－１と勝利し、今季３勝目を挙げている。
 

　J１第８節の結果は以下の通り。

▼４月９日開催分
川崎 １－０ 柏
▼４月10日開催分
清水 １－１ G大阪
FC東京 ０－０ 浦和
広島 １－０ 福岡
神戸 ０－１ C大阪
鹿島 ０－３ 横浜
湘南 ０－０ 磐田
名古屋 ０－２ 札幌
京都 ３－１ 鳥栖

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

J１リーグ 順位表