現地時間４月３日、ベルギー・リーグ第33節が行なわれ、伊東純也が所属するヘンクが、ホームにオイペンを迎えた一戦で５-０の大勝を収めた。

　日本代表帰りの伊東は３トップの右ウイングで先発。試合開始直後から果敢に仕掛ける姿勢を見せ、11分には先制点となるPKを奪取。その後も１ゴール・１アシストという活躍ぶりで勝利に大きく貢献した。
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　この日本人アタッカーの活躍ぶりを、現地メディア『WALFOOT』のフロリアン・ホルスベーク記者は「ヘンクの火薬に火をつけたのは彼だ」と、絶賛している。

「ヘンクはオイペンの守備の綻びを見逃さず、容赦なく攻め立てた。だが、そのラッシュに火をつけたのは、ジュンヤ・イトウという一人の男だ。日本人アタッカーはこの試合で最初の得点となるPKを獲得し、右からのクロスで２本目のPKにも関与している。

　後半はさらにゴールも決め、ブライアン・ヘイネンのゴールを演出した。ヘンクの背番号７はこの試合でハットトリックを達成したポール・オヌアチュと共に、ヨーロッパリーグ出場権をかけたプレーオフ２に出場するための効率的なデュオを形成している。完璧な夜だった。彼は、我々のマン・オブ・ザ・マッチだ」

　伊東は今シーズンのリーグ戦の成績を７ゴール・13アシストに伸ばし、ヘンクの得点源となっている。

　ただ、プレーオフ２への出場に関しては、勝点48で並ぶシント＝トロイデン（STVV）とのデッドヒートが最終節までもつれ込んだ。最終節シランとのアウェーマッチで、伊東は再びチームを勝利に導くことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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