現地時間４月３日、ベルギー・リーグ第33節が行なわれ、首位のユニオン・サン＝ジロワーズはアウェーでスタンダール・リエージュと対戦し、３-１で勝利。すでにプレーオフ１進出は決まっているが、レギュラーシーズンの１位も確定させた。

　日本代表帰りの三笘薫は左ウイングバックで先発。町田浩樹はベンチ外となった。

　試合はユニオンSGが優位に進め、９分にテウマが先制点を奪う。24分には同点に追いつかれたものの、後半に２点を奪い、危なげない勝利を手にした。
【動画】鋭い切り返しから味方への優しいパス。三笘の緩急を操るアシストをチェック！

　三笘はチームの３点目をアシスト。83分、カウンターからカスパー・ニールセンとのパス交換で敵陣に侵入し、ドリブルで仕掛ける。そしてエリア内で鋭い切り返しでDFを振り切ると、自らシュートは打たず、“決めてください”と言わんばかりの丁寧なラストパスを選択。走り込んできたニールセンがダイレクトで蹴り込んだ。

　このシーンは中継を担当していた『DAZN』の公式アカウントでシェアされ、日本のファンの間でも大きな反響を呼んでいる。「切り返しえぐい」「サラーみたいな切り返しでビビった人は俺以外にも多いはず」「結果しか出さない男！」「ニールセンありがとう！」「三笘の良さはあそこでパスが出せること」といった称賛の声が多数上がった。

　日本代表での活躍もめざましい24歳の日本人アタッカーは、海外デビューシーズンのリーグ戦で５ゴール・４アシストをマーク。レギュラーシーズン最終節となる次節は、ホームで鈴木武蔵が所属するベールスホットと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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