• トップ
  • ニュース一覧
  • 【セルジオ越後】5人交代や11月開催でドイツやスペインと戦う日本。4年に一度の宝くじを買って祈るようなもんだね

【セルジオ越後】5人交代や11月開催でドイツやスペインと戦う日本。4年に一度の宝くじを買って祈るようなもんだね

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2022年04月02日

厳しいグループに組み込まれるのは仕方がない

日本はドイツやスペインと同組に。“死の組”と言われているけど、アジア勢からすればどこも同じようなものだよ。(C)Getty Images

画像を見る

 カタール・ワールドカップのグループステージの対戦相手が決まったね。グループEに入った日本は、初戦でドイツ、2戦目でコスタリカかニュージーランドの大陸間プレーオフ勝者、最後にスペインと戦うことになった。

 ワールドカップの優勝経験のあるドイツ、スペインと同組になったことで、“死の組”なんて言われているけど、アジア勢からすれば、どこも同じようなもの。イランはイングランドと欧州予選プレーオフ勝者、サウジアラビアはアルゼンチンとメキシコ、韓国はポルトガルやウルグアイと戦う。日本とそんなに変わらないよ。

 結局、ポット3以下に入っているから、こういう状況になるし、今に始まったことではない。世界とのレベルの差はいまだに開きがあるなと、今回の抽選結果を見て改めて思ったね。日本はワールドカップに7大会連続7回目の出場で、常連国と言えばそうかもしれないけど、世界におけるステータスが上がっているわけではない。厳しいグループに組み込まれるのは、仕方がないね。

 日本の初戦はドイツ。ここで負けたら苦しくなる。なんとかして勝点1でも奪いたいところだ。海外組にはブンデスリーガでプレーしている選手が少なくないけど、ただそれがアドバンテージになるかと言えば、疑問だよ。
 
 日本人選手が所属しているクラブと、ドイツ代表勢が所属しているクラブを比べてみれば分かるよね。かたや残留を争っている、もしくは2部でプレーしている。かたや1部で優勝を争っている。その違いは大きいよ。ワールドカップという大きな舞台では、なおさらその違いが明らかになると思う。

 同じことが言えるスペインとは昨夏の東京五輪で対戦経験があって、その時のメンバーが今回のワールドカップでも選ばれるかもしれない。気になるのは、当時の日本のメンバー、とりわけ守備陣の顔ぶれは現在の森保ジャパンとさして変わらない一方で、たとえばスペインの攻撃陣はそうはならないだろうということ。この点でも、戦力的に差をつけられそうだ。
 
【関連記事】
闘莉王が選ぶW杯メンバー23人“最強ジャパン”は? 稲垣をサプライズ選出、上田は落選「古橋と大迫のほうが上」
「日本は重要な要素が欠けている」敵国スペインのメディアが指摘した森保ジャパンの“欠陥”は? 注目選手に挙げたのは久保でも冨安でもなく…
「久保建英は中田英寿の様になれるか」本田圭佑は海外メディアの問いに何と答えた?「良いクラブ、良い監督を見つけないと…」
「8分の1の確率で幸運が微笑んだ」スペインの名物記者が日本と同居に歓喜!「ワンランク下だ」
「ドイツは安堵のため息をつく」独大手紙、日本代表は眼中になし? 16強入りを確信「最初の壁は準々決勝だ」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ