カタール・ワールドカップ（W杯）出場へ負けられない一戦で、特大の輝きを放ったのがウェールズ代表FWのガレス・ベイルだ。

　ウェールズは現地時間３月24日、欧州予選プレーオフ準決勝でオーストリアと対戦。25分、敵陣ペナルティエリア付近でMFハリー・ウィルソンが倒されてFKを得ると、ベイルの左足から放たれた無回転気味のボールは、バーをかすめてゴール右上に突き刺さった。

　51分には、ショートコーナーから最後はまたしてもベイルが鋭いシュートを叩き込み、追加点をゲット。その後、オーストリアの反撃を１点に抑えたウェールズがプレーオフ決勝へと駒を進めている。

　ベイルの超絶FK弾の動画を米放送局『EPSN』の公式インスタグラムが拡散すると、世界中のファンが反応。コメントが続々と寄せられている。

「衝撃の一撃だ」
「これがベイルだ」
「信じられない」
「素晴らしい」
「アンチェロッティ、見てるか？」
「ナックルボールだ！」
「ベンチを温めている選手の弾道じゃない！」
「彼はなぜクラシコに出てないの？」
「スパーズ（トッテナム）に戻ってきて！」
「ベイル＞C・ロナウド」
「最高のウェールズ人だ」

　21－22シーズンのベイルは、膝やふくらはぎの怪我もあり。レアル・マドリーでここまで公式戦わずか５試合の出場に留まっている。リハビリとベンチ生活で溜まった鬱憤を晴らす見事な一撃が、大きな話題となった。

　欧州予選プレーオフ決勝は６月に行なわれる予定で、ウェールズは６月に延期されたスコットランド対ウクライナの勝者と対戦する。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【動画】「ナックルボールだ」曲がって落ちる！ベイルが大一番で決めた超絶FK弾をチェック