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再編が求められる森保ジャパンの最終ライン。長友は右? 左? 主導権を握るならCBは新コンビ結成か

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2022年03月21日

「どっちでも求められればチームに貢献するだけ」

右SBのレギュラー酒井が不在。経験豊富な長友(写真)を右に回す手もある。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 大迫勇也(神戸)、酒井宏樹(浦和)という2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)16強戦士が揃って負傷離脱するというアクシデントに見舞われた日本代表。彼らの第一陣が20日午前、決戦の地・シドニー入りしたが、予定されていた同日夕方の現地初練習をキャンセル。室内調整に切り替えた。

「試合をして、すぐに移動して長距離のフライトだったので、疲労を考慮してだと思います」とフィールドプレーヤー最年長の長友佑都(FC東京)は泰然自若の様子を見せていた。

 しかしながら、今回は酒井と冨安健洋(アーセナル)という最終ラインのキーマン2人が揃って不参加。長友自身は今季Jリーグ開幕後、フル出場は19日の京都戦のみ。

 主戦場の左SBはレフティ小川諒也の定位置となっていて、35歳の大ベテランは右SBで起用されている。代表で右という可能性は低いものの、酒井不在の今回は、森保一監督も何らかの秘策を練ることがあり得そうだ。

「どっちでも求められればチームに貢献するだけ。クラブでも右をやっていますし、どちらでも問題ないかなと思います」と本人も確固たる自信を口にした。

 確かにインテルやガラタサライ時代に右は経験があり、大舞台でもそん色ないプレーを見せていた。その経験値と、酒井不在のマイナス効果を最小限にとどめることを考えるなら、長友の右もなくはないだろう。

 あとは、左右SBの他の人材との比較になる。右要員には山根視来(川崎)、左要員には中山雄太(ズウォーレ)がいて、それぞれ重圧のかかる最終予選を何度か経験している。

 通常なら、右は山根、左は長友でスタートし、後半途中から中山にスイッチというのが定石だが、今季開幕後の山根は過去2シーズンに比べると、ダイナミックさに欠ける印象もある。
 
 であれば、ズウォーレでゴールも奪っているレフティの中山を頭から使い、長友を右に回すというのは悪くない選択かもしれない。そのあたりはオーストラリアの出方やサイドハーフの伊東純也(ヘンク)、南野拓実(リバプール)との縦関係も加味しながら、最終判断を下すことになりそうだ。

 一方、CBに関しても、組み合わせが変化する。というのも、ご存じの通り、前回シリーズの中国・サウジアラビアとの2連戦を怪我で欠場したキャプテンの吉田麻也(サンプドリア)が復帰するからだ。

 前回シリーズは谷口彰悟(川崎)と板倉滉(シャルケ)という川崎の“先輩・後輩”コンビが出場。非常に安定感のある連係を見せ、2戦連続クリーンシート達成に貢献。勝点6確保の原動力となった。

 2人のコンビをそのまま出してもいいくらいだが、森保監督の吉田への信頼は絶対的。オーストラリア戦は吉田と谷口、あるいは板倉が組むというのが順当な流れと言える。

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