スポーツを通じた社会貢献活動に取り組む国際組織のローレウスが、『ローレウス世界スポーツ賞2022』の開催を前に、「最優秀成長選手部門」にノミネートされているスペイン代表・ペドリに実施したインタビューの内容を公開した。

　19歳のペドリは、世界で最も有望な若手サッカー選手の一人と称されるスペインの至宝だ。2020-2021年シーズンは、バルセロナでチーム最多となる53 試合に出場したほか、スペイン代表として準決勝に進んだ欧州選手権の全試合に出場し、UEFA のEUROベストイレブンにも選出された。

　また東京オリンピックではスペインの銀メダル獲得にも貢献。昨年11月にフランス・フットボール誌が21 歳以下の最高の選手に贈るコパ・トロフィーを獲得したことなどが評価され、「ローレウス最優秀成長選手部門」にノミネートされた。
 

　そんな受賞発表を控えるペドリに対し、ローレウスがインタビューを実施。ペドリはノミネートにあたり、「とても興奮しています。話を聞いた時は、信じられませんでした。受賞することができれば嬉しいですが、ノミネートしていただいただけでもご褒美のように嬉しい」と喜びを爆発させた。

「（ノミネートされたことは）とても大きな意味があると思います。サッカーは非常に魅力的なスポーツですが、この賞はあらゆる競技のアスリートに贈られます。まさにそこに意義があると思います。僕にとってはこの場にいることができるだけで名誉です」

　また自身の今後について、「自分はすべての点においてまだまだ進化できる」と力強くコメント。続けて、「とくに、もっとうまくボールを蹴ること、ボックス内に入ってもっとゴールを決めることの２つ。そして何よりも、もう少しフィジカルを鍛えなければいけない」と課題を口にした。

　さらにインタビューのなかで、子どもの頃に憧れていたヒーローついて訊かれたペドリは、「アンドレス・イニエスタを心から尊敬している。彼のビデオを見て多くのことを学んだ」とヴィッセル神戸でプレーする世界的名手、イニエスタの名を挙げている。

『ローレウス世界スポーツ賞2022』は４月に開催予定。果たしてペドリは受賞なるか、注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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