ふたりの元同僚は直後にSNSを更新「愛してるよ」
現地時間3月13日、リーグ・アン第28節が行なわれ、首位のパリ・サンジェルマンはホームで最下位ボルドーと対戦し、3-0の勝利を収めた。
だが、本拠地での試合にもかかわらず、スタジアムの空気は殺伐としていた。というのも、パリSGは9日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)ラウンド・オブ16第2レグでレアル・マドリーに大逆転を許して敗退。これに対して怒りを露わにしたウルトラス(熱狂的なサポーター集団)がこの日、アル・ケライフィ会長を含む上層部の退陣を要求するバナーを掲げたのだ。
さらに、R・マドリー戦で得点したキリアン・エムバペ以外の選手、とりわけそのマドリー戦で痛恨のミスを犯し、この日はベンチスタートとなったジャンルイジ・ドンナルンマの名前がアナウンスされた時は、強烈なブーイングが巻き起こった。試合中も、メッシとネイマールがボールを持つたび、ブーイングや野次が飛び交うという有様だった。
この光景にはメディアでも驚きが広がった。スペイン紙『AS』もいち早く現地の動画を交え、「拍手をもらったのはエムバペだけ」と伝えた。現地紙『L’EQUIPE』も「エムバペ以外の選手たちは激しいブーイングに見舞われた」と報じている。
【動画】拍手されたのはエムバペのみ。ネイマールとメッシの名がコールされると、サポーターからブーイングが巻き起こる
だが、本拠地での試合にもかかわらず、スタジアムの空気は殺伐としていた。というのも、パリSGは9日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)ラウンド・オブ16第2レグでレアル・マドリーに大逆転を許して敗退。これに対して怒りを露わにしたウルトラス(熱狂的なサポーター集団)がこの日、アル・ケライフィ会長を含む上層部の退陣を要求するバナーを掲げたのだ。
さらに、R・マドリー戦で得点したキリアン・エムバペ以外の選手、とりわけそのマドリー戦で痛恨のミスを犯し、この日はベンチスタートとなったジャンルイジ・ドンナルンマの名前がアナウンスされた時は、強烈なブーイングが巻き起こった。試合中も、メッシとネイマールがボールを持つたび、ブーイングや野次が飛び交うという有様だった。
この光景にはメディアでも驚きが広がった。スペイン紙『AS』もいち早く現地の動画を交え、「拍手をもらったのはエムバペだけ」と伝えた。現地紙『L’EQUIPE』も「エムバペ以外の選手たちは激しいブーイングに見舞われた」と報じている。
【動画】拍手されたのはエムバペのみ。ネイマールとメッシの名がコールされると、サポーターからブーイングが巻き起こる
「ボールに触れるたび、ブラジル人とアルゼンチン人はブーイングを浴びた。チャントのなかには『指導者は辞めろ』『パリにチームを』といったものもあった。24分のエムバペのゴールの後、ブーイングは少し弱まった。だが、52分にネイマールがゴールを決めた際には激しい口笛が吹かれた」(『L’EQUIPE』)
異様な雰囲気の中で行なわれた試合に、エムバペを含めた選手たちの表情は一様に冴えず。勝利を収めた後も、指揮官を含めて大きく喜ぶ様子は見られなかった。
これにいち早く反応したのが、メッシとネイマールのバルセロナ時代の同僚であるルイス・スアレスだ。自身のインスタグラムのストーリー(24時間で消える投稿)に、バルセロナ時代に撮影されたであろうスリーショットを投稿し、「いつも君たちとともに。愛してるよ」とコメントを添えた。また、セスク・ファブレガスもツイッターで「これは…恥ずべきことだ。心はいつも兄弟とともにある」と綴っている。
また、試合後にインタビューに応じたプレスネル・キンベンペは「誰が悪いわけでもない。悪いのはチーム全員だ」と同僚を擁護している。
「僕らはチームであり、調子が良いときも悪い時も、みんな一緒だ。今はたしかに困難であるけれど、団結し、強くあることで、僕らの個性とチームとしての力を示すべきだと思っている。下を見るのではなく、頭を上げ、僕らは強いと示すべき時なんだ」
ウルトラスの一部は、今後もケライフィ会長、メッシとネイマールに対して声を上げ続けると表明しているという。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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異様な雰囲気の中で行なわれた試合に、エムバペを含めた選手たちの表情は一様に冴えず。勝利を収めた後も、指揮官を含めて大きく喜ぶ様子は見られなかった。
これにいち早く反応したのが、メッシとネイマールのバルセロナ時代の同僚であるルイス・スアレスだ。自身のインスタグラムのストーリー(24時間で消える投稿)に、バルセロナ時代に撮影されたであろうスリーショットを投稿し、「いつも君たちとともに。愛してるよ」とコメントを添えた。また、セスク・ファブレガスもツイッターで「これは…恥ずべきことだ。心はいつも兄弟とともにある」と綴っている。
また、試合後にインタビューに応じたプレスネル・キンベンペは「誰が悪いわけでもない。悪いのはチーム全員だ」と同僚を擁護している。
「僕らはチームであり、調子が良いときも悪い時も、みんな一緒だ。今はたしかに困難であるけれど、団結し、強くあることで、僕らの個性とチームとしての力を示すべきだと思っている。下を見るのではなく、頭を上げ、僕らは強いと示すべき時なんだ」
ウルトラスの一部は、今後もケライフィ会長、メッシとネイマールに対して声を上げ続けると表明しているという。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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