後半はキャプテンマークをつけ、65分まで精力的な動きを披露
JFL開幕戦の鈴鹿ポイントゲッターズ対ラインメール青森が3月13日、四日市中央陸上競技場で行なわれ、鈴鹿が2-0で勝利を収めた。この試合でカズこと三浦知良がスタメン出場。55歳12日での出場は、これまでアマラオ(FC刈谷)が保持していた43歳9日のJFL最年長出場記録を大幅に更新した。
カズは4-3-3システムの3トップの一角として先発。スタートポジションは中央だったが、両サイドを幅広く動きチャンスを窺った。
41分には右サイドから三宅海斗のクロスにカズが飛び込み、ヘディングシュートを狙うも惜しくも合わず。スタンドからは大きな溜息が漏れたが、直後に場内は大きな拍手に包まれた。
前半をスコアレスで折り返すと、後半もカズはキャプテンマークを付けてピッチに立ち続け、退場者を出しひとり少なくなった青森を押し込んだ。精力的な動きを見せたカズは65分、キャプテンマークを中村健人に託して交代。三浦泰年監督と拳を突き合わせてベンチへ退いた。
その後も鈴鹿は押し気味に試合を進め、71分には右サイドからのクロスを三宅が頭で押し込み、ネットを揺らす。鈴鹿が先制する。終盤はピンチも迎えたが、GK石井綾の好守で凌ぐと、アディショナルタイムには菊島卓が狙い澄ましたミドルを突き刺し、ダメ押しの2点目。結局、2-0で鈴鹿が今季初戦を勝利でスタートするとともに、カズのJFL初陣を白星で飾っている。
取材・文●長沼敏行(サッカーダイジェストWeb編集部)
41分には右サイドから三宅海斗のクロスにカズが飛び込み、ヘディングシュートを狙うも惜しくも合わず。スタンドからは大きな溜息が漏れたが、直後に場内は大きな拍手に包まれた。
前半をスコアレスで折り返すと、後半もカズはキャプテンマークを付けてピッチに立ち続け、退場者を出しひとり少なくなった青森を押し込んだ。精力的な動きを見せたカズは65分、キャプテンマークを中村健人に託して交代。三浦泰年監督と拳を突き合わせてベンチへ退いた。
その後も鈴鹿は押し気味に試合を進め、71分には右サイドからのクロスを三宅が頭で押し込み、ネットを揺らす。鈴鹿が先制する。終盤はピンチも迎えたが、GK石井綾の好守で凌ぐと、アディショナルタイムには菊島卓が狙い澄ましたミドルを突き刺し、ダメ押しの2点目。結局、2-0で鈴鹿が今季初戦を勝利でスタートするとともに、カズのJFL初陣を白星で飾っている。
取材・文●長沼敏行(サッカーダイジェストWeb編集部)