J２リーグは３月12日に、４節の５試合を各地で開催。V・ファーレン長崎とFC琉球が今季初勝利、ベガルタ仙台が東北勢対決を制し、無敗を継続した。

　ここまで勝利のない長崎は、ホームに大分トリニータを迎え、４-１の快勝。相手に先制点を献上も、10分にクリスティアーノ、45＋４分にエジガル・ジュニオが決めて逆転に成功すると、55分には再びクリスティアーノ、67分には奥井諒が得点を重ね、大量ゴールで今季初勝利を収めた。

　J２では初対戦となった仙台といわてグルージャ盛岡の一戦は、前者が43分に遠藤康のゴールで先制。さらに67分、中山仁斗が自らの持ち運びからネットを揺らすと、その３分後にも中山が巧みなループシュートで追加点を挙げ、仙台が３-０の完勝。４試合負けなしで、暫定２位に順位を上げている。

　また琉球はレノファ山口FCのホームに乗り込み、３-２と競り勝った。先制される展開も、阿部拓馬のゴールで同点とし、その後勝ち越し弾を決められたが、オウンゴールで再び追いつく。そして76分、野田隆之介が貴重な決勝ゴールを挙げ、今季初めての勝点３を手にした。

　そのほかモンテディオ山形とヴァンフォーレ甲府の戦いは１-１の痛み分け。徳島ヴォルティス対ロアッソ熊本も、両者譲らず２-２のドローで決着している。
 

　３月12日に行なわれたJ２リーグ4節の結果は以下の通り。

仙台 ３-０ 岩手
甲府 １-１ 山形
山口 ２-３ 琉球
徳島 ２-２ 熊本
長崎 ４-１ 大分

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

J２リーグ 順位表