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プレミアリーグが週末のリーグ戦で「ウクライナ国旗の掲揚」を容認へ。ロシア侵攻を受け「連帯感を示すことは禁じていない」

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2022年02月25日

エバートンは選手とウクライナにエールを送る準備

ポーランドなど周辺諸国では戦争反対デモが活発化している。 (C)Getty Images

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 現地時間2月23日にロシアがウクライナに対する軍事的侵攻を開始した件は、フットボール界にも大きな影響を与えている。

 欧州サッカー連盟(UEFA)は5月にロシアのサンクトペテルブルクで開催される予定のチャンピオンズ・リーグ決勝の開催地を変更する意向を示している。また、プレミアリーグのマンチェスター・シティに所属するウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコ、アタランタ所属のルスラン・マリノフスキら選手たちからも今回の侵攻および開戦を非難する声が上がった。

 24日に行なわれたヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメント・プレーオフ第2レグ、バルセロナ対ナポリ戦では、両チームの選手たちが、白い布に赤い文字で「NO WAR」と書かれたフラッグを持つ場面も見られた。
【画像】バルセロナ対ナポリ戦の前に、両チームの選手たちが掲げた「STOP WAR」の旗

 
 そんななか、イングランドのプレミアリーグを運営するフットボール・アソシエーション(FA)は週末に予定されている各リーグ戦での、ウクライナ国旗の掲揚を認める方針のようだ。英紙『Daily Mail』など複数の現地メディアが報じている。

 FAは通常、ピッチ上およびそれを取り巻く環境においての政治的メッセージと解釈される発信を禁じている。だが、「ウクライナの国旗を掲げ、包囲された国への連帯を示すことは禁じていない」と制裁の対象ではないと判断されたという。ただ、ロシアの侵攻に言及したような政治的なシャツを着用するような場合は、制裁の対象となる。

 プレミアリーグにはジンチェンコのほか、エバートンのヴィタリー・ミコレンコ、ウエストハムのアンドリー・ヤルモレンコら、ウクライナを母国とする選手たちが多数在籍している。奇しくも土曜日にはシティ対エバートン戦が予定されており、エバートン側はミコレンコとウクライナを応援する横断幕を掲げる予定だという。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】ジンチェンコが投稿したウクライナの国旗。母国を侵攻するロシアのトップを非難

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