恩返し弾に両サポーターから大反響となっている。

　Jリーグは２月23日、９節の浦和レッズ対ヴィッセル神戸が埼玉スタジアムで行われ、２対２の引き分けに終わった。昨季まで浦和に所属し、今季神戸に移籍した槙野智章が同点ゴールを挙げている。
 

　ハイライトの一発は終盤の87分に生まれた。浦和が退場者を出し、１点を追う神戸が同点を狙って一気呵成に押し込んでいく。そして、途中出場のアンドレス・イニエスタが左サイドでボールを持つと、インスイングのクロスを供給。これに槙野が頭で合わせ、盟友の西川周作が守るゴールに突き刺した。

　恩返しの一発ともなった、槙野の起死回生の同点ゴールによって、試合は２-２の引き分けに。互いに勝点１を分ける結果となった。

　この槙野のゴールには、神戸側のファン・フォロワーから多くのコメントが寄せられ、
「やっぱり持ってるよこの男は！」「かっけー」「槙野劇場」「さすが槙野！よくイニエスタのボールに合わせた」「イニエスタ→槙野 同じ誕生日」「まさにお祭り漢」「恩返し弾!!!」などと絶賛の嵐。また、昨季まで所属した浦和の公式ツイッターでも「いやー槙野にやられたな」「あれは14番を褒めるしかない」「去年槙野を切ったのまずかったのでは？」「これは神戸の14番を獲るしかない」といった声が上がった。

　昨年は浦和での最後のゲームとなった天皇杯決勝で、アディショナルタイムに優勝決定弾を決め、そして移籍後初めて戻ってきた古巣・埼玉スタジアムで同点弾を決めてみせた槙野。まさに、お祭り男の真骨頂を見せるゲームとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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