「日本の10番だからこそ、言わなきゃいけないこと」
期待をしているからこその苦言だろう。
元日本代表の田中マルクス闘莉王氏が2月11日、自身のYouTubeチャンネル『闘莉王TV』を更新。2月1日に行なわれたカタール・ワールドカップのアジア最終予選・8節のサウジアラビア戦における南野拓実について言及した。
【関連動画】サウジ戦で1得点も…闘莉王が“代表10番”南野を辛口批評!
このサウジ戦で南野は先制点をマーク。2-0の勝利に貢献したが、闘莉王氏は「日本代表の中では、一番調子が悪い」と切り出し、こう続ける。
「ボールが収まらない、イージーミスが多い、タイミングが他の選手とちょっと違う、パスのズレ、考えるスピードがみんなと少し遅れている」
ゴールという目に見える結果は出した。それでも「あれだけ素晴らしい出来だった日本代表の中では、レベルがいまだに一番、良いところまではいっていない」と見ている。
「判断が良くない、連係が噛み合っていない、えっ!?てミスが多い」
そういう時こそ、守備で奮起してほしかったようだが、「ちょっと適当な、雑な守備が目立っているような感じがします」と手厳しい。
低調なパフォーマンスを、いかに改善していくべきか。調子を上げるにはどうすればいいか。闘莉王氏は「自分自身との戦い」と語り、さらには「監督が合図を出してくれるか。ちゃんと頑張らないと(先発から)外すぞ、と。そういう合図もある」とも考えている。
南野が背負うのは伝統の10番。特別なナンバーだけに、それに相応しいプレーを見せてほしいと願う。
「日本の10番だからこそ、言わなきゃいけないこと。一番差をつけなきゃいけない。数々のレジェンドがいた10番、最も大事な10番、ということを意識して、プレーしてくれたほうが、さらに応援したくなりますね」
元日本代表の田中マルクス闘莉王氏が2月11日、自身のYouTubeチャンネル『闘莉王TV』を更新。2月1日に行なわれたカタール・ワールドカップのアジア最終予選・8節のサウジアラビア戦における南野拓実について言及した。
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このサウジ戦で南野は先制点をマーク。2-0の勝利に貢献したが、闘莉王氏は「日本代表の中では、一番調子が悪い」と切り出し、こう続ける。
「ボールが収まらない、イージーミスが多い、タイミングが他の選手とちょっと違う、パスのズレ、考えるスピードがみんなと少し遅れている」
ゴールという目に見える結果は出した。それでも「あれだけ素晴らしい出来だった日本代表の中では、レベルがいまだに一番、良いところまではいっていない」と見ている。
「判断が良くない、連係が噛み合っていない、えっ!?てミスが多い」
そういう時こそ、守備で奮起してほしかったようだが、「ちょっと適当な、雑な守備が目立っているような感じがします」と手厳しい。
低調なパフォーマンスを、いかに改善していくべきか。調子を上げるにはどうすればいいか。闘莉王氏は「自分自身との戦い」と語り、さらには「監督が合図を出してくれるか。ちゃんと頑張らないと(先発から)外すぞ、と。そういう合図もある」とも考えている。
南野が背負うのは伝統の10番。特別なナンバーだけに、それに相応しいプレーを見せてほしいと願う。
「日本の10番だからこそ、言わなきゃいけないこと。一番差をつけなきゃいけない。数々のレジェンドがいた10番、最も大事な10番、ということを意識して、プレーしてくれたほうが、さらに応援したくなりますね」
最終予選も残り2試合。3月24日に敵地でオーストラリアと相まみえ、同29日にベトナムをホームに迎える。
日本は勝点18でグループ2位をキープ。首位サウジとは勝点1差、3位のオーストラリアとは勝点3差。闘莉王氏も「だいぶ計算できるくらいのところまで来てる」と現状を把握し、オーストラリア戦に向けては、「正直なところ、引き分けでも、全然悪い結果じゃない。そういった戦い方を考えないと、いけない試合になる」と展望する。
7大会連続のワールドカップ出場に王手をかけている森保ジャパン。闘莉王氏は「『あ、こうだった、良かったな』か『いやー大変だなー』、どっちの日本代表が出てくるか、ドキドキしながら楽しみに見ていきたい」と締め括った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【PHOTO】公式戦出場50試合に到達!ゴールを量産し、リバプールで躍動する南野拓実!
【PHOTO】運命のサウジアラビア戦に駆けつけた日本代表サポーターを特集!
日本は勝点18でグループ2位をキープ。首位サウジとは勝点1差、3位のオーストラリアとは勝点3差。闘莉王氏も「だいぶ計算できるくらいのところまで来てる」と現状を把握し、オーストラリア戦に向けては、「正直なところ、引き分けでも、全然悪い結果じゃない。そういった戦い方を考えないと、いけない試合になる」と展望する。
7大会連続のワールドカップ出場に王手をかけている森保ジャパン。闘莉王氏は「『あ、こうだった、良かったな』か『いやー大変だなー』、どっちの日本代表が出てくるか、ドキドキしながら楽しみに見ていきたい」と締め括った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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