「故意であったかは正直言ってまだ分からない」
“レッドデビルズ”(マンチェスター・ユナイテッドの愛称)の二大エースだったウェイン・ルーニーとクリスチアーノ・ロナウドの不仲説がサッカー界を騒然とさせたのは、遡ること16年前の夏だ。
事の発端は、当事者同士による諍いにあった。両者が直接顔を合わせた2006年のドイツ・ワールドカップ準々決勝での一幕である。
このとき、イングランド代表の9番を背負ったルーニーは、62分にポルトガル代表DFリカルド・カルバリョの股間付近を踏みつけて一発退場となるのだが、そのときC・ロナウドが主審に詰め寄り、カルバリョが蹴られたことを猛アピール。中継カメラには、自軍ベンチへ「してやったり」と言わんばかりのウインクをする姿も捉えられていた。
結局、試合はPK戦の末にポルトガルが勝利。当然、ルーニーは戦犯扱いされ、メディアは「C・ロナウドとの仲に亀裂が生じた」と騒ぎ立てた。
後にC・ロナウドが「当時のメディアが壮大な物語を作り上げたんだ」と告白したのは、あまりに有名な話である。このサッカー界で物議を醸したエピソードについて、他でもないルーニーが、あらためて振り返った。
英紙『Daily Mail』のコラムでルーニーは、「あのとき、PK戦で敗れたあと、ロナウドとは入場用のトンネルの中で会話を交わしたんだ。俺は言った。『聞け、俺も君もマスコミから多くの非難を浴びる。けど、俺はマンチェスター・ユナイテッドでのことにフォーカスしたい』とね。彼との間に問題はなかった」と記した。
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事の発端は、当事者同士による諍いにあった。両者が直接顔を合わせた2006年のドイツ・ワールドカップ準々決勝での一幕である。
このとき、イングランド代表の9番を背負ったルーニーは、62分にポルトガル代表DFリカルド・カルバリョの股間付近を踏みつけて一発退場となるのだが、そのときC・ロナウドが主審に詰め寄り、カルバリョが蹴られたことを猛アピール。中継カメラには、自軍ベンチへ「してやったり」と言わんばかりのウインクをする姿も捉えられていた。
結局、試合はPK戦の末にポルトガルが勝利。当然、ルーニーは戦犯扱いされ、メディアは「C・ロナウドとの仲に亀裂が生じた」と騒ぎ立てた。
後にC・ロナウドが「当時のメディアが壮大な物語を作り上げたんだ」と告白したのは、あまりに有名な話である。このサッカー界で物議を醸したエピソードについて、他でもないルーニーが、あらためて振り返った。
英紙『Daily Mail』のコラムでルーニーは、「あのとき、PK戦で敗れたあと、ロナウドとは入場用のトンネルの中で会話を交わしたんだ。俺は言った。『聞け、俺も君もマスコミから多くの非難を浴びる。けど、俺はマンチェスター・ユナイテッドでのことにフォーカスしたい』とね。彼との間に問題はなかった」と記した。
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また、カルバリョに対するプレーが「故意であったかは正直言ってまだ分からない。頭が真っ白になったからね」と続けた36歳は、「ただ、ロナウドに対するわだかまりみたいなものはなかった」と強調した。
「本当に彼に対して何も思ったことはない。実は、あの試合の前半にはダイブに対して、俺が退場させようとしていたぐらいなんだ。俺はイングランドのため、彼はポルトガルのため、それぞれ勝つために何でもしようとしていたんだ。だから、彼には『俺が君でも同じことをした。今日のことは気にするな。今シーズンは俺たちのビッグイヤーだ。リーグに勝つチャンスがあるぞ』と言ったよ」
「俺たちのビッグイヤーだ」――。この言葉通り、ワールドカップ後に行なわれた2006-07シーズンのマンチェスター・Uは強かった。プレミア3連覇を狙ったチェルシーから4年ぶりに覇権を奪還。ルーニーとC・ロナウドはふたりで31ゴールを挙げ、メディアの喧騒を吹き飛ばしたのである。
名門を救ったのは、イングランド代表FWの一言だったと言えるかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【PHOTO】世界有数のスーパーカーがずらり! C・ロナウドの「愛車コレクション」を一挙公開!
「本当に彼に対して何も思ったことはない。実は、あの試合の前半にはダイブに対して、俺が退場させようとしていたぐらいなんだ。俺はイングランドのため、彼はポルトガルのため、それぞれ勝つために何でもしようとしていたんだ。だから、彼には『俺が君でも同じことをした。今日のことは気にするな。今シーズンは俺たちのビッグイヤーだ。リーグに勝つチャンスがあるぞ』と言ったよ」
「俺たちのビッグイヤーだ」――。この言葉通り、ワールドカップ後に行なわれた2006-07シーズンのマンチェスター・Uは強かった。プレミア3連覇を狙ったチェルシーから4年ぶりに覇権を奪還。ルーニーとC・ロナウドはふたりで31ゴールを挙げ、メディアの喧騒を吹き飛ばしたのである。
名門を救ったのは、イングランド代表FWの一言だったと言えるかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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