「ワクワクするようなサッカーを見せることが大事」
続投の背景には、2つの理由があった。
1つは、責任感だ。
昨年6月に、J2で下位に低迷するSC相模原の監督に就任した高木琢也は、チームの再建に尽力。最終節まで残留の可能性を残したが、「残念ながら降格したのは自分の責任」と無念さを滲ませる。
もう1つは、クラブのポテンシャルだ。
「J3に降格はしましたけど、ここからステップアップしていくなかで、自分たちの土台を作れるなということも含めて、相模原でもう一度、やりたいという気になりました」
2月2日にオンラインで実施された新体制会見で、指揮官は今季の目標に「J3で優勝すること、そして昇格すること」を掲げた。「私自身、初めてのステージでチャレンジすることになりますが、とにかくチームがひとつになって、この厳しいJ3を勝ち上がっていきたい」と力をこめる。
1つは、責任感だ。
昨年6月に、J2で下位に低迷するSC相模原の監督に就任した高木琢也は、チームの再建に尽力。最終節まで残留の可能性を残したが、「残念ながら降格したのは自分の責任」と無念さを滲ませる。
もう1つは、クラブのポテンシャルだ。
「J3に降格はしましたけど、ここからステップアップしていくなかで、自分たちの土台を作れるなということも含めて、相模原でもう一度、やりたいという気になりました」
2月2日にオンラインで実施された新体制会見で、指揮官は今季の目標に「J3で優勝すること、そして昇格すること」を掲げた。「私自身、初めてのステージでチャレンジすることになりますが、とにかくチームがひとつになって、この厳しいJ3を勝ち上がっていきたい」と力をこめる。
ゲームモデルは「エナジーフットボール」だ。
「スピーディ、ダイナミック、アグレッシブなフットボールを提供すること。高強度の守備から試合の主導権を握っていく、いわゆるアタッキングプレスを反映させ、監督を中心にグループとしてのオーガナイズをより高めたフットボールを見せる」(西谷義久取締役COO兼スポーツダイレクター)
高木監督は「応援してくださるみなさんに、ワクワクするようなサッカーを見せることが大事」と語る。「攻撃的なサッカーで、自分たちのスタイル、これがエナジーフットボールだと感じてもらえるように」開幕に向けて準備を進めている。
「点を取ることに対して、ゲームをコントロールするにあたり、ボールの保持を含め、敵陣に押し込むことが必要。トランジションのところでも奪い返すエリアが問題になる。押し込みながらということをチームの中で浸透させて、より攻撃的にJ3を勝ち抜きたい」
1年でJ2復帰を期す高木監督にとってJ3の舞台は初挑戦になるが、過去に横浜FCや長崎でチームをJ1昇格に導いた実績がある。いかにチームを“勝たせるか”を熟知し、戦術を整備すると同時に、選手の成長を促す指導力にも定評がある。
昨季以上に攻撃的で、エネルギッシュな高木サガミハラの躍進に期待したい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)
【PHOTO】高木体制2年目の相模原、目標はJ3制覇でJ2復帰!
「スピーディ、ダイナミック、アグレッシブなフットボールを提供すること。高強度の守備から試合の主導権を握っていく、いわゆるアタッキングプレスを反映させ、監督を中心にグループとしてのオーガナイズをより高めたフットボールを見せる」(西谷義久取締役COO兼スポーツダイレクター)
高木監督は「応援してくださるみなさんに、ワクワクするようなサッカーを見せることが大事」と語る。「攻撃的なサッカーで、自分たちのスタイル、これがエナジーフットボールだと感じてもらえるように」開幕に向けて準備を進めている。
「点を取ることに対して、ゲームをコントロールするにあたり、ボールの保持を含め、敵陣に押し込むことが必要。トランジションのところでも奪い返すエリアが問題になる。押し込みながらということをチームの中で浸透させて、より攻撃的にJ3を勝ち抜きたい」
1年でJ2復帰を期す高木監督にとってJ3の舞台は初挑戦になるが、過去に横浜FCや長崎でチームをJ1昇格に導いた実績がある。いかにチームを“勝たせるか”を熟知し、戦術を整備すると同時に、選手の成長を促す指導力にも定評がある。
昨季以上に攻撃的で、エネルギッシュな高木サガミハラの躍進に期待したい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)
【PHOTO】高木体制2年目の相模原、目標はJ3制覇でJ2復帰!