ワールドカップ・イヤーがついに幕を開けました！　ということで、１月６日（木）発売のワールドサッカーダイジェスト最新号は、ワールドカップを特集しています。

　約１年後に控えたカタール大会をより愉しむために押さえておきたいのが、これまでの歴史。過去の延長線上に今があり、振り返ればさまざまな発見があるはずです。

　第１回の1930年大会から直近の2018年大会まで、全21大会を完全網羅した当特集では、伝説として語り継がれるチームやヒーローはもちろん、驚きを提供した躍進国、記憶に残る名勝負や名シーン、衝撃を与えたニュースターなどを貴重な写真とともに振り返っています。

　また、タクティカルに注目した関連企画も要必見。｢最新戦術のショーウィンドー｣という側面もあったワールドカップにおいて、とりわけ戦術面が傑出していた５つの「伝説のチーム」を、時代背景も加味しながらイタリア人現役監督が解説しています。最強の呼び声高い1970年のブラジル、革命的なトータルフットボールで世界を驚嘆させた1974年のオランダなど、その凄さと影響力に迫ります。

　他にも現地識者が選ぶ「列強８か国のＷ杯歴代ベスト11」やＷ杯にまつわるランキングや記録を集めた企画なども収録しています。
 

　もちろん、連載も充実しています。サイモン・クーパー氏の人気コラムは、アヤックスでいわば「クライフ・イズムのモダン化」を進めている名将テン・ハーグがテーマ。解説者としても活躍している元Ｊリーガーの林陵平氏が、台頭中の気になる逸材を誌面上でメガクラブに推薦する連載では、アヤックスのアントニーとクリスタル・パレスのマーク・グエヒを取り上げています。

　また、かつて一世を風靡した大器のその後を追う「表舞台から消えた逸材」に登場するのは、元ドイツ代表ウインガーのダビド・オドンコール。06年ワールドカップのメンバーにサプライズ選出されて話題を提供したスピードスターの現在は？

　付録のジャンボポスターは、マンチェスター・シティで大活躍中のベルナルド・シウバと、リバプールで決定的な仕事を連発しているトレント・アレクサンダー＝アーノルドです。

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