「あの2か国からはボールを奪えない」“デュエル王”遠藤航がこぼした驚きの言葉に世界との差を感じた【東京五輪】[2021総集編]

カテゴリ:国際大会

江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

2022年01月01日

「さすがに手を焼いているな」という印象

ボール奪取力では日本随一の遠藤(右)でもスペインとメキシコからは簡単にボールを奪えなかったという。写真:JMPA代表撮影

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 ついに年が明け、2022年となった。本稿では、2021年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、東京五輪終了後に、ブンデスリーガの“デュエル王”である遠藤航がこぼした驚きの発言について取り上げた記事を再掲する。

記事初掲載:2021年8月9日

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 東京五輪の3位決定戦で敗れ、メダル獲得を逃したU-24日本代表。グループステージを唯一の3連勝で突破し、ベスト4に進んだ点は評価できるが、スペインとの準決勝とメキシコとの3位決定戦では、世界の強豪との差を見せつけられたのも事実だ。

 敗戦翌日、オンラインでの取材で、反町康治委員長の口から、驚きの言葉を聞いた。MFの遠藤航が試合後、「ドイツでは奪えるのに、あの2か国(スペインとメキシコ)からはボールを奪えない。自分の射程圏内に入ってもできない」とこぼしたというのだ。

 遠藤と言えば、昨シーズンのシュツットガルトで、ブンデスリーガのデュエル勝利数1位(476回)に輝いた1対1の強さが持ち味だ。実際、今大会でもその能力を存分に発揮。日本の守備が堅固だったのは、もちろん最終ライン4枚の安定感もあるが、田中碧とダブルボランチを組んだ遠藤の貢献も大きかった。

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 その“デュエル王”でも、スペインやメキシコからはボールを奪えなかったという。ただ、グループステージでメキシコと対戦した時(日本が2-1で勝利)は、いつも通りボール奪取はできていたように思う。準決勝で一段ギアが上がり、しかも一度対戦した後でのメキシコ戦では、また別の感覚を持ったのだろう。

 スペイン戦では、遠藤がプレスを掛けようとした瞬間、注目のMFペドリがターンをしてマークを剥がした瞬間があった。「さすがに手を焼いているな」という印象だったが、本人もボールを取り切れないもどかしさを感じていたようだ。それでも、チェックを怠らず、ペドリに決定的な仕事をさせなかった点はさすがだったが。

 五輪ではベスト4の壁、ワールドカップではベスト16の壁。日本がこれを乗り越えるのは、スペインやメキシコのような相手に勝たなければならない。その難しさを改めて痛感させられた、遠藤の言葉だった。

取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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