中国代表の帰化トリオが全員ブラジルへ帰国! 年明けの日本戦に向けて地元紙は「厳しい」「W杯出場は絶望的」と嘆き節

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年12月20日

最後の頼みだったアロイージオもついに離脱

1月の日本戦でも揃い踏みが期待されたアラン(手前)、アロイージオ(右奥)、エウケソンの帰化トリオ。はたして緊急合流は実現するのか。(C)Getty Images

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 ワールドカップ・アジア最終予選を戦う中国代表に暗雲が垂れ込めた。ようやく重要な戦力となりつつあったブラジル人帰化選手たちが、すべて母国に帰還してしまい、年明けに行なわれる日本戦(1月27日)への招集も疑問視されているのだ。
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 緊急事態に陥ったのはほかでもない、彼らが所属する広州FCの窮状が原因だ。親会社の巨大企業、恒大グループの危機的な経営破綻の煽りを受けて、夏以降、所属選手たちのサラリー未払いが続出。再三の要請にも応じないクラブに対して、我慢の限界に達したFWコンビ、アランとエウケソンがまずはアクションを起こした。代表チームに帰化選手として帯同していた最終予選第6節、オーストラリア戦(11月17日)が終わると中国へは戻らず、開催地のUAEからそのままブラジルへ帰還してしまったのだ。

 そして現地12月19日、ブラジル人トリオでただひとり残っていたMFアロイージオも公式ウェイボーで広州FCのサポーターに別れのメッセージを掲載し、ブラジルへと飛び去った。中国紙『捜狐体育』は「ついに最後の砦だったアロイージオまでブラジルに戻ってしまった。中国サッカー界で大きな信望を集め、エウケソン、アランとは異なり、広州と代表チームのために全力を尽くすと語っていた彼でさえ、決断を下すに至ったのだ。この事実はきわめて重い」と論じている。
 
 アラン、エウケソン、アロイージオの3選手は広州FCとまだ正式に契約解除をしたわけではないが、クラブの経営状況が好転する見込みはないため、事実上の退団と見なされている。帰化選手ではただひとり、イングランド出身のDFタイアス・ブラウング(中国名はジャン・ガンタイ)のみが残り、シーズン最終盤を戦っている状況だ。

 では、代表チームへの影響はどうか。中国紙『新浪体育』がこの点について広州FC関係者に取材を実施したところ、「3選手とも代表チームでの活動継続には意欲を示している。1月に中国国内で行なわれる事前キャンプには参加しないが、ブラジルから直接日本に入ることになるかもしれない」とのこと。ただ、実際には検疫の問題等もあり、この“ぶっつけ本番プラン”はなかなか難しいと考えるのが妥当だろう。
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