ボーナス込み4000万ユーロで両クラブが折り合う。
7月15日に『トゥットスポルト』紙のウェブ版がスクープした通り、バイエルンはマンチェスター・ユナイテッドに売却したドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーの後釜として、ユベントスのチリ代表アルトゥーロ・ビダルに照準を合わせて、交渉に動き出している。
バイエルン側で交渉に当たっているのは、レバークーゼン時代にSDとしてビダルをコロコロ(チリ)から獲得したミヒャエル・レシュケ。交渉は急ピッチで進んでおり、交渉開始から1日足らずというスピードで両クラブはほぼ合意に達した。
当初、バイエルンのオファー3000万ユーロ(約42億円)に対して、ユベントスは4500万ユーロ(約63億円)を要求していたが、両者が歩み寄った結果、ボーナス込み4000万ユーロ(約56億円)という金額で折り合った模様。
15日夜11時(現地時間)の時点ですでに、ビダルの代理人がミュンヘンを訪れて条件面の交渉を進めており、これがまとまり次第移籍が決定する見通しだ。
ビダルはユベントスで4シーズンを過ごした後、ふたたびブンデスリーガに戻ってプレーすることになる。
ユベントスはその一方ですでに後釜探しに動き出している。ターゲットのひとりがシャルケの攻撃的MFユリアン・ドラクスラー。
シャルケは違約金を4500万ユーロに設定しているが、故障で昨シーズンの大半を棒に振ったこともあり、市場での評価額は下がっており、交渉次第では2000万ユーロ(約28億円)以下での獲得も可能と見られている。すでにクラブ間のコンタクトはスタートしており、今後の展開が注目される。
さらにユベントスは、サイドアタックの戦術オプションをもたらす攻撃力の高いサイドバック/ウイングバックの獲得も構想している。
有力候補はファン・ギジェルモ・クアドラード(チェルシー)とアレックス・サンドロ(ポルト)。
A・サンドロについては、残り契約期間があと1年ながらポルトが2500万ユーロ(約35億円)という高い値札を設定している。その背景にあるのは、来夏にはマンチェスター・シティが移籍金ゼロで獲得することが確実視されているという事情。ポルトがそれを利用して強気に出ている状況だ。
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
バイエルン側で交渉に当たっているのは、レバークーゼン時代にSDとしてビダルをコロコロ(チリ)から獲得したミヒャエル・レシュケ。交渉は急ピッチで進んでおり、交渉開始から1日足らずというスピードで両クラブはほぼ合意に達した。
当初、バイエルンのオファー3000万ユーロ(約42億円)に対して、ユベントスは4500万ユーロ(約63億円)を要求していたが、両者が歩み寄った結果、ボーナス込み4000万ユーロ(約56億円)という金額で折り合った模様。
15日夜11時(現地時間)の時点ですでに、ビダルの代理人がミュンヘンを訪れて条件面の交渉を進めており、これがまとまり次第移籍が決定する見通しだ。
ビダルはユベントスで4シーズンを過ごした後、ふたたびブンデスリーガに戻ってプレーすることになる。
ユベントスはその一方ですでに後釜探しに動き出している。ターゲットのひとりがシャルケの攻撃的MFユリアン・ドラクスラー。
シャルケは違約金を4500万ユーロに設定しているが、故障で昨シーズンの大半を棒に振ったこともあり、市場での評価額は下がっており、交渉次第では2000万ユーロ(約28億円)以下での獲得も可能と見られている。すでにクラブ間のコンタクトはスタートしており、今後の展開が注目される。
さらにユベントスは、サイドアタックの戦術オプションをもたらす攻撃力の高いサイドバック/ウイングバックの獲得も構想している。
有力候補はファン・ギジェルモ・クアドラード(チェルシー)とアレックス・サンドロ(ポルト)。
A・サンドロについては、残り契約期間があと1年ながらポルトが2500万ユーロ(約35億円)という高い値札を設定している。その背景にあるのは、来夏にはマンチェスター・シティが移籍金ゼロで獲得することが確実視されているという事情。ポルトがそれを利用して強気に出ている状況だ。
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎