マンチェスター・ユナイテッドは７月11日と12日の週末２日間で、トッププレーヤー３人の獲得に成功した。
 
　11日に移籍手続きを完了したのは、イタリア代表の右SBマッテオ・ダルミアン。移籍金1290万ポンド（約21億9000万円）でトリノと合意、メディカルチェックを経て契約を結ぶと、翌12日には、バイエルンのドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガー、サウサンプトンのフランス代表MFモルガン・シュネデルランの獲得を相次いで決めた。
 
　シュバインシュタイガーは推定1400万ポンド（約23億8000万円）でバイエルンと、シュネデルランは推定2500万ポンド（約42億5000万円）でサウサンプトンと合意。ともに同日中にメディカルチェックを済ませ、13日からのアメリカ遠征のメンバーに加わった。
 
　ファン・ハール体制２年目のマンUは、６月中にオランダ代表FWメンフィス・デパイ（PSVから）を獲得しており、その移籍金は3100万ポンド（約52億7000万円）。合わせて8290万ポンド（約141億円）と、昨夏に続く大型補強で戦力強化に余念がない。
 
　マンUはアメリカ各地を回るプレシーズンツアーで４試合を予定。17日にシアトルでクラブ・アメリカ（メキシコ）、21日にサンノゼでサンノゼ・アースクエイク（MLS）、25日にサンタクララでバルセロナ、29日にシカゴでパリSGと対戦する。