今年も残すところあと２週間。本稿では、2021年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、先月にはポルト時代の2019年12月以来、約２年ぶりのゴールを挙げるなど、着実に復活への道のりを歩んでいるポルティモネンセの中島翔哉の記事をピックアップ。遡ること２か月半前、そんな元日本代表の10番について、本田圭佑が語っていたこととは――。

【動画】見事なトラップでDFをかわして右足一閃！中島が鮮やかに決めた２年ぶりの復活弾

記事初掲載：2021年10月５日

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　先月14日にリトアニアのスードゥバと電撃契約を交わした本田圭佑は、26日に開催された国内リーグ31節のバンガ戦（４‐０で勝利）で初出場。デビュー戦でいきなりゴールを決め、自身９か国目での得点をマークし、その節のベスト11にも選出された。

【動画】胸トラップから正確な右足ショット！現地メディアも絶賛した本田圭佑のリトアニア初ゴール！

　ただ、続く３日のパネベジース戦では、後半アディショナルタイムまでプレーしたものの、連発はならず。首位を快走するチームも、１‐１のドローに終わっている。

　試合の数時間後に自身のYouTubeチャンネルの生配信を行なった本田は、ファンからの質問に次々に返答。その中で、日本代表の元10番についても言及した。
 

「中島翔哉選手は日本代表に復帰できると思いますか？」という質問に、35歳のMFは「できると思いますよ」と回答。「コンディションが分からないですけど、ドリブルの質は日本代表の中でもトップクラス」と太鼓判を押した。

　その中島はポルトガルの強豪ポルトで構想外となり、今夏に古巣のポルティモネンセにレンタルで復帰。だが、コンディションが整わず、まだデビューを果たしていない。

　そのポルティモネンセに前回在籍した時の活躍が認められ、森保ジャパンの発足当時は10番を背負って主軸としてプレーしたが、故障や成功とは言えなかった二度の中東移籍、ポルトでの不遇など、いくつかの要素が重なり、現在は苦しい時期を送っている。

　ただ、まだ27歳。本田が語った通り、個で打開する能力は抜群なだけに、トップフォームを取り戻せれば、代表復帰も十分に可能性がある。まずは、ポルティモネンセでの復調に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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