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大会得点王・安斎颯馬は涙止まらず… 決勝で今大会5ゴール目も、PK戦では中学時代の元チームメイトに…【選手権】[2021総集編]

カテゴリ:高校・ユース・その他

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年12月11日

後半18分には一時勝ち越しとなるゴールを決めるが…

後半18分に一時逆転となるゴールを決めた安斎。大会得点王を獲得した。

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 今年も残すところあと数週間。本稿では、2021年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、年始の高校サッカー選手権で実現した山梨学院対青森山田の11年ぶりの決勝対決をピックアップ。得点王に輝いた青森山田アタッカーの奮闘と涙の敗戦について再掲する。

記事初掲載:2021年1月11日

――◆――◆――

[高校選手権 決勝]山梨学院2(4PK2)2青森山田/1月11日(月・祝)/埼玉

 昨年の悔しさを晴らすことはできなかった。今大会単独での得点王となったアタッカーの目には涙があふれていた。

 第99回全国高校サッカー選手権大会は1月11日、埼玉スタジアムで決勝が行なわれ、山梨学院が11年ぶり2度目の優勝を飾った。

【動画】前回得点王・安斎颯馬の全5ゴールを含む名場面集!
 1-1で迎えた後半18分、右サイドを突破したMF藤森颯太(3年)からのクロスに、準決勝でハットトリックを達成したMF安斎颯馬(3年)がスライディングで飛び込むと、シュートは中学時代の元チームメイトのGK熊倉匠(3年)の手をすり抜け、ゴールに収まった。得点ランク単独首位に立つ今大会5ゴール目で一時は逆転に成功した。

 しかし、その後山梨学院に追いつかれ、迎えたPK戦。安斎は2人目で登場すると、シュートは熊倉に読み切られ、阻まれてしまう。青森山田はさらに一人が失敗し、直後に成功させた山梨学院に軍配が上がった。

 試合後、安斎は人目をはばからずに号泣。ともに2シャドーとして戦った松木玖生(2年)が、傍らで3年間の労をねぎらうように、安斎にそっと手をやり慰めていた。

 全国制覇の夢は掴み切れなかった。しかし、それでも今大会5ゴールで単独得点王に輝いた圧巻の活躍ぶりは、少しも色あせることはないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 


【決勝PHOTO】青森山田2-2山梨学院|PK戦にもつれる死闘を制したのは山梨学院!熊倉匠のPKストップが炸裂し、11大会ぶり2度目の全国制覇!

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