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サンチョの2戦連発弾でマンUに先制を許すも…チェルシーはジョルジーニョの汚名返上のPKでドローに持ち込む

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年11月29日

ルカクとC・ロナウドは共にベンチスタート

PKで同点ゴールを奪ったジョルジーニョ(左)。(C)Getty Images

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 11月28日に開催されたプレミアリーグ第13節で、勝点29で首位のチェルシーと、同17で9位のマンチェスター・ユナイテッドが前者のホームで対戦。ルカク(チェルシー)とC・ロナウド(ユナイテッド)の両エースは、共にベンチスタートとなった。

 立ち上がりから押し込んだのは、直近の公式戦10試合で9勝と好調のチェルシーだ。開始4分には、ハドソン=オドイが相手DFリンデロフと入れ替わって上手く抜け出し、決定機を迎えるが、ゴール至近距離から放ったシュートはGKデ・ヘアの好守に阻まれる。

 中盤以降もホームチームが圧倒的にゲームを支配。リーグ戦ここ7試合でわずか1勝のユナイテッドは守備に終始し、耐える時間が続く。

 チェルシーは31分、リュディガーがエリア手前から強烈なミドルシュートを放つが、デ・ヘアの手をかすめ、クロスバーを叩いた。
 
 スコアレスで折り返すと、50分に劣勢だったユナイテッドが均衡を破る。敵陣での相手MFジョルジーニョのトラップミスからサンチョがフリーで抜け出し、最後はGKメンディとの1対1を落ち着いて制し、ゴールへ流し込んだ。

 今夏にドルトムントから加入したイングランド代表FWは、23日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)のビジャレアル戦(〇2-0)での移籍後初ゴールから2戦連発となった。先制したアウェーチームは、62分に満を持してC・ロナウドを投入する。

 だが、次に得点を奪ったのは、1点ビハインドのチェルシーだった。67分にチアゴ・シウバがワン・ビサカに足を蹴られて得たPKを、痛恨のミスで失点に絡んだジョルジーニョがきっちり決めた。

 昨シーズンのCL王者は一気に逆転を目指し、82分にはついにルカクをピッチに送り込む。負傷で戦列を離れていたベルギー代表FWは、先月20日のCLマルメFF戦(〇4-0)以来の公式戦出場となった。

 しかし、その後は互いにチャンスを作りながらも勝ち越し点を奪えず。注目の一戦は、1-1のドローに終わった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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