ラ・リーガのバルセロナの次期指揮官として就任が噂されているシャビ・エルナンデス（現アル・サッド監督）が、古巣で指揮を執ることに対しての気持ちを明かしたようだ。スペイン紙『MARCA』が報じている。
現地時間11月３日に行なわれたアル・ドゥハイル戦（１-１の引き分け）後の会見に出席したシャビは、「私は自分のホームに戻ることができるのを楽しみにしている。ぜひ実現してほしい。あのクラブを率いることは、素晴らしいことなんだ」とコメントした。
すでにバルサの幹部がカタール入りし、アル・サッド側と交渉を続けている。シャビはこれも認め、「両クラブは話し合いの場を持っていて、私は多くの事を語ることはできないが、彼らは合意すべきだ。両クラブは私の立ち位置が分かっているし、早く話がまとまることを願っている」と古巣に戻る希望を口にしたようだ。
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「バルサを指揮することは素晴らしいこと」
スペイン紙『AS』によれば、「ジョアン・ラポルタ会長がドーハに趣き、経緯と礼儀を持って交渉するのがベストだった」と考えているものの、「シャビの側近は、ラポルタ会長の不在は大きな障害ではなく、すべてがスムーズに進む」と語ったと報じている。
だが、不穏な要素は残っている。同日、アル・サッドのCEOであるトキル・アル・アリ氏が公式HPを通じて声明を発表。「バルセロナの訪問を歓迎し、リスペクトを払う。だが、クラブの立場は最初から明確だ。我々はシャビ監督をこの微妙な時期に退団させるわけにはいかない。彼がここを離れることはない」とキッパリ。また、現地紙『Gulf Times』は「アル・サッドの幹部はラポルタ会長の訪問を望んでおり、その決断を待っている」とも伝えた。
果たして、アル・サッドは２年残っているシャビとの契約を打ち切り、バルサは新指揮官を迎えることができるのか。今後の動向が注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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だが、不穏な要素は残っている。同日、アル・サッドのCEOであるトキル・アル・アリ氏が公式HPを通じて声明を発表。「バルセロナの訪問を歓迎し、リスペクトを払う。だが、クラブの立場は最初から明確だ。我々はシャビ監督をこの微妙な時期に退団させるわけにはいかない。彼がここを離れることはない」とキッパリ。また、現地紙『Gulf Times』は「アル・サッドの幹部はラポルタ会長の訪問を望んでおり、その決断を待っている」とも伝えた。
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