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「“準優勝止まり”に終止符を打った」ブラジル・メディアの日本通記者が川崎の連覇を称賛! 同胞助っ人の活躍も高評価

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年11月04日

「日本の巨人になろうとしている」

今季のキーパーソンとして名が挙がったL・ダミアン。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 11月3日、各地でJ1リーグ第34節の10試合が行なわれた。川崎フロンターレは浦和レッズと対戦し、1-1の引き分けに終わったものの、追う2位の横浜F・マリノスがガンバ大阪に敗れたため、2年連続4回目の優勝が決まった。

 ブラジル大手メディア『globo』のチアゴ・ボンテンポ記者はこの一報を大きく伝えており、「彼らは”準優勝止まり”という評判に真実の終止符を打った」と称えた。

「つい5年前まで、川崎フロンターレは”永遠の準優勝チーム”と揶揄されることもあった。このクラブはリーグ戦とカップ戦で7回の準優勝を経験したが、2部リーグを制した時以外に、トロフィーを手にすることができていなかったのだ。だが、今年、彼らは4回目のJリーグ制覇を成し遂げ、ライバルである横浜F・マリノスと並び、8度の優勝を誇る鹿島アントラーズに次ぐ、日本で2番目の王者クラブとなった。彼らは日本サッカー界の巨人となろうとしている」

 さらに、「今シーズンのフロンターレにはどこも追いつくことができず、圧巻だった」とし、「鬼木達監督の仕事は評価されるべきで、経歴は豊富ではないが、常に攻撃的でゴールを奪う魅力的なサッカーを展開している。日本代表の監督候補にも名が挙がるだろう」と綴った。
 
「最初の3つのタイトルで、川崎は常に日本人選手が中心となって来た。2017年に小林悠、2018年の家長昭博、2020年の三笘薫がそうだった。2021年はその三笘と、田中碧が欧州に移籍するまで主役だった。その後にけが人が続出し、不安定な時期もあったが、今日まで全員でやってきた。準決勝に進出している天皇杯でも優勝すれば、二冠のチャンスも残っている」

 そして、川崎に所属するブラジル人選手たちの活躍にも言及。特に「レアンドロ・ダミアンは17ゴール・9アシストと、得点ランキングトップの前田大然に次ぐ活躍をみせ、川崎の攻撃をけん引した」としている。

 L・ダミアンは、今季終了後に日本を離れて移籍するなどの報道もされており、母国で大きな注目を集めている。そんななかでもチームの優勝に貢献したストライカーに、ボンテンポ記者は「彼にとって日本に来て、最高の1年を過ごしている」と称えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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