ライター5氏が、日本人選手限定でベストプレーヤーを選出!
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加部究氏(スポーツライター)
●大島僚太(川崎フロンターレ)
<前半戦成績:17試合出場・3得点>
川崎はメンバーが替わっても、良質なパフォーマンスを維持できる突出した戦力を誇るが、そのなかでも大島の状況把握能力と、それを活用する技術の種類、さらにアイデアは別格だ。相手の心の隙を見抜くだけではなく、それを作り出す術さえ体現している。川崎に完敗した清水の立田悠悟は「フリーの概念が違う」と言ったが、実戦のなかで大島が慌てる場面は皆無。身体を密着されていてもフリーでいられるような落ち着きで、ボールを自在に操り動かしていく。ワンタッチで魔法をかけられる稀有な存在で、今シーズン導入の新システムにより、仕上げに近い部分でそこがデフォルメされるようになった。ゲームを仕切る牽引車としても中村憲剛の域に近づいている。
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佐藤俊氏(スポーツライター)
●三笘 薫(川崎フロンターレ)
<前半戦成績: 14試合出場・8得点>
MFは、全体のレベルが高いが三笘だろう。新しい選手の登場はいつもワクワクする。彼の良さは、試合に出ると何かをやってくれそうな気配を漂わせ、それを期待感だけで終わらせず、しっかりと結果を出すことだ。公式戦5試合連続ゴールは、並の新人ができることではない。プレーからも、三笘自身が違いを見せて結果を出すというギラギラしたものが感じられるし、そのクオリティが高い。また、自らの活躍によりチーム内の競争意識を高め、さらに他選手に刺激を与え、結果的に選手層を厚くした。そして川崎が首位を快走し、強さを見せるシンボル的な象徴にもなった。結果はもちろん、チームにもたらすプラス効果を含め、三笘の貢献度は非常に大きい。
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清水英斗氏(サッカーライター)
●江坂 任(柏レイソル)
<前半戦成績:17試合出場・5得点>
オルンガの圧倒的な個の力が際立つ柏だが、そのなかでも江坂の働きは大きい。オルンガや呉屋大翔といった味方の動きを見ながら、最適なスペースを選択する眼、そのタイミングの取り方など、江坂はサッカーセンスの塊だ。また、オフザボールだけでなく、オンザボールでもシュートやパスなど、総合的にレベルが高い。さらにFWでもあるので、ヘディングはもとより得意だ。身長は175センチと平凡だが、伸びやかな跳躍から打点の高いヘディングを叩き込む。最近の日本代表の傾向で言えば、江坂のように足から頭までを兼ね備えた万能のトップ下は、いそうでいないタイプ。後半戦はさらなる活躍を経て、A代表入りを果たしてほしい。
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