「マドリーからの電話でスペインを見捨てるのか」
マドリー寄りの首都メディアは、「これでマドリーはプレシーズンの準備に十分な時間を割ける」(エスラジオ)、「ジュレンにとってマドリーはラ・ロハ(スペイン代表の愛称。赤の意)より上。それは受け入れなければ」(Cope Radio)などと表現した。
その一方で、「フロレンティーノとロペテギは、国を欺く贅沢を許されている」(Radio Marca)、「マドリーから電話が入れば、スペインを見捨てるのか」(El Periodico紙)などの批判も出ており、また、ロペテギをクビにしたルビアレス会長の判断こそが最大のミスだと、スペイン・サッカー連盟を責める声も上がっている。
その一方で、「フロレンティーノとロペテギは、国を欺く贅沢を許されている」(Radio Marca)、「マドリーから電話が入れば、スペインを見捨てるのか」(El Periodico紙)などの批判も出ており、また、ロペテギをクビにしたルビアレス会長の判断こそが最大のミスだと、スペイン・サッカー連盟を責める声も上がっている。
実際、元スペイン代表選手のシャビやサンチャゴ・カニサレスが、サッカー連盟の決断に対して理解を示したことが一部で槍玉に挙げられたり、ツイッター上で、#Rubialesdimision(ルビアレス辞任しろ)のハッシュタグが出回るなど、「マドリーvsサッカー連盟」といった流れが出来上がり、国内は妙に険悪な空気に包まれている。
また、今回のサッカー連盟の「非礼」に対して怒り心頭に発したマドリーが、ロペテギの就任会見をワールドカップが開幕する14日にぶつけてくるのではないかとの噂もある。
突如スペイン国内を埋め尽くした敵対ムードは、はたしてピッチにどう影響するのか。スペイン代表に与えられた時間は、あまりにも少ない。
文●山本美智子(フリーランス)
また、今回のサッカー連盟の「非礼」に対して怒り心頭に発したマドリーが、ロペテギの就任会見をワールドカップが開幕する14日にぶつけてくるのではないかとの噂もある。
突如スペイン国内を埋め尽くした敵対ムードは、はたしてピッチにどう影響するのか。スペイン代表に与えられた時間は、あまりにも少ない。
文●山本美智子(フリーランス)