• トップ
  • ニュース一覧
  • 【J1採点&寸評】川崎×鳥栖|杉本が移籍後初の2ゴール。計5発の打ち合いを川崎が制す!

【J1採点&寸評】川崎×鳥栖|杉本が移籍後初の2ゴール。計5発の打ち合いを川崎が制す!

カテゴリ:Jリーグ

2015年05月23日

先制点と決勝点を叩き込んだ杉本がMOM。若きストライカーが存在感を放つ。

【警告】川崎=杉本(23分)、大久保(51分) 鳥栖=鎌田(72分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】杉本健勇(川崎)

画像を見る

【試合内容】
 前半は両軍とも前線にロングボールを送る形が目立った。川崎は杉本、鳥栖は豊田がターゲットマンとなって攻撃を構築。19分、川崎は左サイドを崩し、車屋のパスがこぼれたところを杉本が流し込んだ。一方の鳥栖も、36分にキム・ミヌのパスから豊田が抜け出し、すぐさま同点に追いついた。
 
 後半に入ると3-4-3へとシステムを変更した川崎がサイドの攻防で優位に立ち、徐々にゴールへと迫ると、62分に押し込んだ形から大久保がゴール。流れはホームチームに傾いたものの、81分に谷口彰のミスからオウンゴールで再び同点に。等々力に暗雲が立ちこめたなか、83分にFKを杉本が頭で合わせて決勝ゴールを奪い、川崎が打ち合いを制した。

【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・13節

【J1採点&寸評】全8試合の評価をチェック!
 
【チーム採点・寸評】
川崎 6
前半はロングボールが多く、パスワークが冴えず。後半の頭から3-4-3にシフトして本来の姿に戻った。ただ、シンプルにロングボールを入れる形を上手く取り入れれば、攻撃の幅は広がりそうだ。
 
鳥栖 5.5
前線からの激しい守備と豊田にロングボールを送るスタイルを徹底。自分たちの狙いがハマった場面では脅威を与えていたものの、その回数自体は決して多くなかった。
 
【川崎|採点・寸評】
GK
30 新井章太 6.5
シンプルにパスをつなぎ、後方からビルドアップに関与した。ニアサイドを抜かれての失点は痛恨だったが、終盤にスーパーセーブを見せて会心のガッツポーズ。
 
DF
3 角田 誠 6
素早いテンポで縦パスを入れて先制点の流れを作る。豊田にゴールこそ許したが、以降は激しく競り合って互角の攻防を見せた。安易なミスはできるだけ減らしたいところ。
 
4 井川祐輔 5.5
短い距離のパスがわずかにズレたり、簡単に裏を取られる場面も。ポジショニングに関して角田と話し込む姿も見られた。後半のオウンゴールは致し方ない。
 
18 エウシーニョ 5.5
前半は縦に仕掛ける回数が少なく、その意識もまったく感じられず、右サイドが“デッドスペース”に。右ウイングバックに回った後半は、ようやくいつもの積極性が戻った。
 
20 車屋紳太郎 6
19分に左サイドをフリーで抜け出すと、1対1のドリブルで丹羽をかわしてシュート性のクロスを供給。その流れから杉本の先制点が生まれた。接触による脳震盪で31分に交代。
 
MF
5 谷口彰悟 5
2試合続けてボランチで先発し、後半は3バックの左でプレー。2点目をアシストしたが、豊田のゴール場面ではその前の守備でもっと寄せるべき。終盤にもミスから同点弾を献上。
 
10 レナト 5.5
序盤はボールに触る機会が少なかったが、先制点の場面では左サイドで起点に。後半に入ってからドリブル突破が冴え始めたものの、エリア内でのシュートは精度を欠いた。
 
14 中村憲剛 6
中盤でシンプルにパスをさばいて攻撃のリズムを構築。パスミスの流れから失点を許したが、以降はビルドアップと献身的な守備で貢献。最後までプレスの勢いも衰えなかった。
 
19 森谷賢太郎 5.5
右MFでプレーした前半はパッとせず。バイタルエリアでボールを受けられず、崩しの局面にも顔を出せなかった。後半からボランチに入るも、まだ多少の迷いが見られる。
 
FW
9 杉本健勇 7
前線でターゲット役となり、こぼれ球に反応して2試合連続ゴール。2-2となった83分、レナトのFKに頭で合わせて2点目。動きに課題は多いが、2ゴールは特筆に値する。
 
13 大久保嘉人 6
前半は周りと呼吸が合わず、自身のパスミスも目に付いた。攻撃での連係は今ひとつも、谷口のクロスに頭で合わせ、そのこぼれ球を自らゴールした点は評価したい。
 
交代出場
DF
17 武岡優斗 6
車屋が負傷するアクシデントを受けて急きょ出場し、フィジカルを活かしたハードマークが光る。縦への突破も多かったが、欲を言えば最後の仕掛けでより工夫が欲しかった。
 
FW 
15 船山貴之 -
終盤にフリーでシュートを放つも、上手くミートできずに決定機を逃した。追加点を奪う格好の場面だっただけに、本人も悔しさを隠し切れず。移籍後初ゴールはまたもお預け。
 
監督
風間八宏 6
前半は4-2-3-1で戦うもパスが上手く回らず、後半から3-4-3に移行。レナトのドリブルやサイドの仕掛けが増えて、鳥栖の守備を翻弄する回数が増えた。
 
【関連記事】
【川崎≪布陣変遷付≫】寂しそうに呟いた中村。「ガンバは変わっちゃった」
【川崎】「優勝はもう無理」と大久保は嘆き節。“風間スタイル”は限界か?
【J1採点&寸評】名古屋×鳥栖|エースの一撃で鳥栖が劇的勝利!
【鳥栖】エース豊田の責任感
2015 J1 1stステージ日程【13節~17節】

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 唯一無二の決定版!
    2月15日発売
    2024 J1&J2&J3
    選手名鑑
    60クラブを完全網羅!
    データ満載のNo.1名鑑
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト いざW杯予選へ!
    3月8日発売
    元代表戦士、識者らと考える
    日本代表の現在地と未来
    2026年へのポイントは?
    J1&J2全クラブ戦力値チェックも
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 夏の移籍を先取り調査!
    3月21日発売
    大シャッフルの予感
    SUMMER TRANSFER
    夏の移籍丸わかり
    完全攻略本2024
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ