J１リーグ１stステージ・13節
松本山雅FC － 横浜F・マリノス
５月23日（土）／19:00／松本平広域公園総合球技場
 
松本山雅FC
リーグ成績（12節終了時）：９位　勝点15　４勝３分５敗　13得点・13失点
 
【最新チーム事情】
●20日のナビスコカップ湘南戦には、主力組にはオフを設けて帯同させず。重視するリーグ戦に向けて状態は万全だ。
●その湘南戦で特別指定選手の志知が先発フル出場。及第点の出来で、今後の頑張り次第ではリーグ戦出場も狙えそう。
●横浜の齋藤らを警戒し、３-５-２で中央を厚くする可能性も。
 
【担当記者の視点】
　リーグ戦では直近３試合で負けなし（２勝１分）。チーム状態は上向きで、20日のナビスカップは主力を温存させるなど万全の態勢で２連勝を狙う。
 
　警戒すべきは、横浜のダイレクトプレーを織り交ぜた連動性ある崩し。相手に食いつきすぎて背後のスペースを不用意に空けるようだと、ピンチを招く危険性も。
 
　持ち味のハイプレッシャーはそのままに、いつもより個々のポジショニングに気を配り、周囲へのコーチングを徹底させて、まずは守備の安定化を図る。奪ったボールは素早く縦に運ぶ――これまでのスタイルを貫きつつ、その質の向上も意識して戦うことで勝利の確率を高めたい。

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横浜F・マリノス
リーグ成績（12節終了時）：５位　勝点20　６勝２分４敗　15得点・11失点
 
【最新チーム事情】
●20日のナビスコカップ神戸戦は、清水戦から10選手を入れ替えて臨み、中澤を除く選手は松本戦に向けて調整している。
●スタメンは前節の清水戦と同じと予想。引き続き、三門がトップ下に入るだろう。
●右内転筋痛で離脱していた伊藤がナビスコカップ・神戸戦で復帰し、ゴールも決めた。好調FWの帰還は心強い。
●現在３連勝中で、松本戦で４連勝を狙う。他チームの結果次第では上位に肉薄する可能性もある。
●19日の練習中に齋藤が左足首をねん挫した模様。だが松本戦には強行出場する。
 
【担当記者の視点】
　４-２-３-１と３-４-３を併用しながら、リーグ戦では目下３連勝中。20日のナビスコカップ神戸戦は敗れたが、チームは確実に自信を深めているし、勢いがあるのは間違いない。
 
　松本の激しいプレスには手を焼きそうだが、細かいパスワークでいなすだけでなく、中距離パスやサイドチェンジで揺さぶりをかけてチャンス拡充を狙う。
 
　守備では、相手の前線の基準点となるオビナを潰すのはもちろん、オビナからの落としにも細心の注意を払う。２シャドーに前向きでボールを持たせないよう、バイタルエリア付近はしっかりと締めて、強固な壁を築きたい。