J１リーグ・10節
清水エスパルス– サガン鳥栖
５月６日（水・休）／14:00／IAIスタジアム日本平
 
清水エスパルス
リーグ成績（９節終了時）：17位　勝点６　１勝３分５敗　10得点・15失点
 
【最新チーム事情】
●柏戦である程度手応えを得た３バックを踏襲。
●平岡が出場停止で最終ラインはスクランブル。
●前からの守備でロングボール対策を。
●豊田と競った後のセカンドボールを回収したい。
 
【担当記者の視点】
　２試合連続の引き分けで、順位は17位まで降下。左伴新社長が口にする“区切りの10節”を今節で迎えるだけに、なんとしても浮上のきっかけを掴みたいところだ。
 
　鳥栖対策としては、まずは相手にロングボールを自由に蹴らせないことが大事。前から厳しくプレッシャーをかけつつ激しく球際に当たり、ショートカウンターにつなげる流れが理想的となる。
 
　とはいえ、鳥栖もハードワークを身上とするチーム。決して一筋縄ではいかないだろう。根気強くラインを高く保ち、セカンドボールをどこまで回収できるか。怪我人が多く、平岡が出場停止と台所事情は苦しいが、なんとか開幕戦以来のリーグ戦勝利を掴み取りたい。
 
サガン鳥栖
リーグ成績（９節終了時）：７位　勝点14　４勝２分３敗　12得点・11失点
 
【最新チーム事情】
●守護神の林が２試合ぶりに復帰。
●林と吉田は古巣との対戦に燃える。
●サポーターから熱いメッセージが込められた横断幕が送られる。
 
【担当記者の視点】
　ここ2試合、戦列を離れていた林が復帰する。湘南戦、神戸戦では計５失点を喫し、１分１敗と成績を落としただけに、守護神の復活を機にまずは粘り強い守備を取り戻したい。
 
　加えて古巣との対戦に闘志を燃やす林と吉田のプレーにも注目だ。成長した姿を見せようと意気込むふたりの活躍には期待が持てる。
 
　また４日に行なわれたレジェンドマッチ（「九州レジェンズ対ユベントスレジェンズ」）では、サポーターから「なんとしても勝点３を取ってほしい」との想いが込められた横断幕がチームに送られた。激励の言葉の数々に応えるためにも、リーグ戦３試合ぶりの勝利を勝ち獲りたい。