J１リーグ・１stステージ10節
アルビレックス新潟―モンテディオ山形
５月６日（水・休）／14:00／デンカビッグスワンスタジアム
 
アルビレックス新潟
リーグ成績（９節終了時）：14位　勝点９　２勝３分４敗　11得点・15失点
 
【最新チーム事情】
●４バックと３バックの使い分けに備える。
●出場停止のL・シルバの代役は、試合巧者の成岡か。
●トレーニングでマンマークの守備を再確認。
 
【担当記者の視点】
　前節の松本戦で６試合ぶりの白星を挙げた新潟は、今季初の連勝を狙う。新潟は３バックを採用する松本戦で、これまでの４-４-２から３-５-２にシステムを変更して対応した。同じく３バックの山形に対しても、３-５-２を採用する可能性はあるだろう。そのため、本来はCBの舞行龍ジェームズを右SBで起用し、試合中にシステム変更できる体制を整えるはずだ。
 
　出場停止のL・シルバに代わり、ボランチには成岡が入る可能性が高い。守備では身体を張り、攻撃では戦況を見ながら、タイミング良く前線に進出する。安定感が出始めた守備は、練習でマンマークを再チェックした。
 
 
モンテディオ山形
リーグ成績（９節終了時）：16位　勝点８　２勝２分５敗　６得点・10失点
 
【最新チーム事情】
●前節の横浜戦で西河の決勝点をアシストした石川が好調をキープ。
●連戦が続くが、新たな故障者はなし。チームの雰囲気は上々だ。
●スターティングメンバーは前節の横浜戦と同じか。
 
【担当記者の視点】
　前々節の清水戦で勝点１を拾い、前節の横浜戦で完封勝利と良い流れに乗りつつある。ハイプレスを基盤とした守備で、粘り強く戦いたい。ひとつの鍵はセットプレーで、好調・石川のキックからゴールが生まれる可能性は十分だ。
 
　ただ、デンカビッグスワンスタジアムで山形が最後に勝ったのは2001年８月３日（結果は１－０）。以降の対戦は２分４敗と、アウェーでは圧倒的に分が悪い。
 
　ちなみに、山形のJ１での連勝記録は、10年シーズンの３連勝（８月７日の磐田戦、同13日の新潟戦、同17日の横浜戦）。“苦手の地”で白星を掴んで、とりあえず連勝を２に伸ばしたい。