J１リーグ 1stステージ・７節
モンテディオ山形－FC東京
４月25日（土）／18：30／NDソフトスタジアム山形
 
モンテディオ山形
リーグ成績（６節終了時）：17位　勝点４　１勝１分４敗　２得点・６失点
 
【最新チーム情報】
●前節・松本戦はGK山岸の好セーブもあり無失点に抑えたものの攻撃の形が作れず０-０。公式戦５試合勝ちなし。
●松本戦で途中出場し、アグレッシブにプレーしたR・フランク。４月19日の福島ユナイテッドとの練習試合でもアピールし、次節は山﨑に代わってスタメンか。
●福島ユナイテッドとの練習試合で伊東が右脛骨骨挫傷、全治３週間程度の怪我。
●2006年～2010年にクラブ理事長を務めた海保宣生氏が４月19日に逝去。FC東京戦では選手・スタッフが喪章を付けて戦う。
 
【担当記者の視点】
　シャドーの伊東も負傷（右脛骨骨挫傷／復帰は５月中旬か）と相変わらず怪我人に悩まされている。なかなかベストメンバーを組めない状況が続いているが、悪い流れに呑み込まれずになんとか踏ん張りたい。
 
　戦術の基盤となるハイプレスを前面に押し出したサッカーが機能すれば、ペースを握れるだろう。鍵となるのは川西と山﨑の２シャドーで、彼らのプレスをFC東京の河野、インサイドハーフの米本あたりにかわされると、劣勢に立たされる。
 
　ホームゲームだけに、逃げの姿勢は墓穴を掘ることになる。今季の山形の原点――全員サッカーを信じてプレーすることが勝機へとつながるはずだ。

【J１展望】１stステージ・７節｜全９カードをチェック！ 
 
FC東京
リーグ成績（６節終了時）：５位　勝点11　３勝２分１敗　７得点・４失点
 
【最新チーム情報】
●ミッドウィークのカップ戦で２得点を決めた三田。２戦連続で先発の座を射止めるか。
●ナビスコカップ・鳥栖戦では森重、米本、梶山、武藤の温存に成功。４選手ともにスタメン起用が濃厚。
●鳥栖戦で石川、権田が負傷。怪我の程度によってはメンバー入りも危ういか。
 
【担当記者の視点】
　相手は昇格組で下位に沈む山形。第１ステージ優勝を目指すうえで、リーグ戦での連敗は避けたい。弾みをつけるには、引き分けでも不十分。アウェーとはいえ、勝点３を手にしたいところだ。
 
　絶好調の武藤が５節の湘南戦からリーグ３試合連続ゴールとなるかは、見どころのひとつだ。厳しいマークが予想されるなかでも、持ち前の突破力と決定力を披露したい。
 
　先のナビスコカップ・鳥栖戦で２ゴールを決めた三田が先発出場すれば、武藤との下部組織時代からの“親友コンビ”の出来が山形攻略の鍵になるかもしれない。
 
　ナビスコカップで途中交代した石川のコンディションが整わない場合は、前田か東が起用される可能性が高い。いずれにしても、攻撃陣の選手起用が注目される。