J１リーグ・1stステージ・４節
 モンテディオ山形－湘南ベルマーレ
４月４日（土）／14:00／NDソフトスタジアム山形
 
モンテディオ山形
リーグ成績（３節終了時）：14位　勝点３　１勝０分２敗　１得点・３失点
 
【最新チーム事情】
●直近のナビスコカップ・神戸戦は１－３と力負けしたが、攻撃時の守備バランスなど修正点が見え「収穫の多かった試合」（石﨑監督）。
●ウイングバックの相次ぐ負傷を受け、清水から高木純平を期限付移籍で獲得。3月31日から練習に合流。
●川西が練習中に負傷。軽傷と見られるが、湘南戦の出場は回避する模様。

【担当記者の視点】
　痛手は、川西の負傷。ハイプレスサッカーを貫いて今季のリーグ初勝利を挙げた前節・川崎戦でも、このアタッカーの気の利いた振る舞いがチームを活性化していただけに、欠場となればダメージは大きいだろう。
 
　シャドーの川西を欠く状況で同じ昇格組の湘南を下すには、まず走り負けないこと。ハイプレスが命綱の山形からしてみれば、運動量で上回られた時点で厳しい戦いとなる。
 
　湘南を叩き、J1で２連勝を飾れれば、チームは間違いなく勢い付く。川西の他にも、山田、渡辺、宇佐美と負傷者は多いが、誰が出ても「ハイプレスサッカー」は実践できる印象だ。走り負けなければ、勝利の女神は微笑んでくれるはずである。キーマンをひとり挙げるなら、川西の代役を担うだろうR・フランクだ。

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湘南ベルマーレ
リーグ成績（３節終了時）：12位　勝点４　１勝１分１敗　３得点・４失点
 
【最新チーム事情】
●２戦連続ノーゴールの攻撃面が課題
●毎試合スタメンが代わるCFに注目。今回は…
●好調な島村か坪井が先発し、遠藤は控えか？
 
【担当記者の視点】
　ナビスコカップを含めると２試合連続ノーゴールで、開幕から前線は鹿島戦でのアリソンの１点しか奪えていない。CFの先発は毎試合代わってきただけに、今回も予想は難しい。有力視されるのは、機動力とポストワークを備える大槻か。ただ、アリソン、B・セザルは徐々に湘南スタイルにフィットしてきており、必ずメンバーには絡んできそうだ。どちらかが先発した場合、大槻はシャドーに回ることになるだろう。
 
　守備陣はナビスコカップでほぼベストメンバーの鳥栖を無失点に抑え、自信を深めた。今回は五輪予選でハードな日程をこなしてきた遠藤は控えに回り、好調を維持する島村か坪井がストッパーのスタメンの座を掴みそうだ。
 
【J１ PHOTOハイライト】１stステージ・３節