選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト9.2号（８月19日発売）より
 
［柏］
［GK］
21 菅野孝憲　6　
シュート19本を浴びたが、ピンチ自体は少なく５試合ぶりの無失点。
［DF］
4 鈴木大輔　6.5　
冷静かつパワフルに広範囲をカバーし、マルキーニョス封じを全う。
5 増嶋竜也　6　
初出場のエドゥアルドを上手くリード。コーチングの妙が際立った。
24 エドゥアルド　6　
移籍後初出場に自ら祝砲。自慢の高さでアピールも連係は発展途上。
［MF］
2 藤田優人　6　
先制弾をアシスト、89分の枠内シュートは膝でクリアと攻守で貢献。
22 橋本和　6　
高山とのワンツーからサイドのスペースに飛び出し、突破口を作る。
7 大谷秀和　6　
バランサーとしての役割をこなしつつ、積極的に上がって攻撃参加。
28 栗澤僚一　6.5　
メリハリの効いたハイプレスでパスの出所を封じ、流れを呼んだ。
13 高山薫　6　
スピーディーかつダイアゴナルに動き、周囲とスムーズな連係を展開。
9 工藤壮人　6　
ボックス付近でシュート機会が増加。ゴールが生まれる日も近いか。
［FW］
11 レアンドロ　6.5　
ポストプレーで基点を作り、自らも華麗なターンシュートで先制点。
［交代出場］
MF 25 小林祐介　-　
激しくボールを狩りに行きながら、全体のバランスも上手く保った。
FW 18 ドゥドゥ　-　
デビューを飾るも動きは重く、得意のドリブル披露は次戦にお預け。
DF 27 キム・チャンス　-　
脚が攣った藤田に代わってピッチへ。クローザーの役割は果たした。
［監督］
ネルシーニョ　6.5　
エドゥアルドの先発起用が見事にハマリ、改めて嗅覚の鋭さを証明。
 
［神戸］
［GK］
22 山本海人　5.5　
レアンドロのシュートに反応はしたが、わずかに及ばず悔しい失点。
25 奥井諒　5
相手に揺さぶられる場面が散見。右脚を痛め、交代を余儀なくされた。
5 河本裕之　5.5　
１失点目は相手の技術に裏をかかれ、ボールウォッチャーとなった。
14 増川隆洋　5.5　
持ち前の高さは随所に見られたものの、２失点ともカバーが遅れた。
27 橋本英郎　5.5　
不慣れなSBで流動的な相手の動きに苦戦し、攻め上がりは限られた。
［MF］
16 チョン・ウヨン　5.5　
攻撃では縦パス、守備では激しいボール奪取が影を潜め不完全燃焼。
15 大屋翼　5.5　
ボールを思うように受けられず、収まってもパスコースがなかった。
20 杉浦恭平　5.5　
チームが押し込まれた影響で、攻撃力が半減。もう少し工夫が欲しい。
10 森岡亮太　6　
厳しいマークをかい潜りながら、パスを配球。緩急とアイデアが光る。
7 ペドロ・ジュニオール　5.5　
ドリブルやDFとの駆け引きを試みるも、ボックス内に辿り着けず。
［FW］
18 マルキーニョス　5.5　
前線で完全に孤立。シュートを放っても、自分の体勢ではなかった。
［交代出場］
MF 23 枝村匠馬　5.5　
左MF、左SBでプレーしたが、ボールタッチの回数が少なすぎた。
MF 6 シンプリシオ　6　
起用に応え、中盤でタメを作りながら、縦パスで攻撃の停滞を打開。
FW 9 石津大介　5.5　
ファーストプレーで裏に抜け出しシュートを放つも、見せ場はその一度だけ。
［監督］
安達亮　5.5　
枝村とシンプリシオ投入で持ち直したとはいえ、ゴールが遠かった。
 
［試合内容］
柏は30分、レアンドロの技ありゴールで先制すると、前半終了間際には移籍後初出場・初先発のエドゥアルドが左CKをヘッドで叩き込み追加点。守っては神戸の強力な攻撃陣を無得点に抑え、ホームでの無敗記録を９に伸ばした。